2020.02.04
(更新日:2021年9月7日)
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ふるさと納税をご存知の方も多いと思います。簡単に説明すると、本来であれば居住している自治体に支払う税金を、自分の好きな地域やふるさとの自治体に支払うことで、返礼品が貰えるというものです。
普通に税金を支払うだけであれば何も貰えないので、ふるさと納税はかなりお得な制度だということがわかります。各自治体が魅力的な返礼品を送ろうと工夫しておりますが、中には鉄道模型の返礼品を送っているところもあるようです。どんなものなのでしょうか。
そもそもふるさと納税ではどんなものがもらえるのか気になりますよね。これは自治体によってさまざまであり、食品から家電、生活用品まで本当に色々なものがもらえます。本来は、その地域の特産物であることが望ましいとされているため、農業が盛んな地域や畜産物、水産物などが返礼品としてもらえることが多いです。
ただ、そういった特有の特産品がない地域はふるさと納税をしてもらうことに苦労しており、家電や商品券など、あまり地域と関係ないものを送っているところもあります。政府がそういった対応をしている自治体はふるさと納税の対象から外すといった見解を出していますが、今のところは法整備が追い付いておりません。そのため、法律で限定的にされる前に、好きなものを貰った方がよいでしょう。 ただふるさと納税には、その地域を応援するという側面もあり、自分の故郷だったり、震災で大変な地域などを応援するという目的で行う人もいます。
いずれにせよ、ふるさと納税をして得をすることはあっても損をすることはありません。気になる返礼品があれば、どんどん行っていきましょう。 そして鉄道ファンとして見逃せないのが、返礼品として鉄道模型を送っている自治体があるということです。どこの地域で送っているのでしょうか。
『鉄道模型 ふるさと納税』と言った形で検索してみましょう。 ふるとく https://furusato-toku.red/modeltrain-5153 ふるなび https://furunavi.jp/Product/Search?keyword=%E9%89%84%E9%81%93%E6%A8%A1%E5%9E%8B ふるさとチョイス https://www.furusato-tax.jp/?header 探してみるとすぐに上記のような鉄道模型を取り扱ったサイトが出てくるかと思います、気に入ったモノがあれば問い合わせてみましょう。
一つ目に紹介するのが、埼玉県鶴ヶ島市です。 なぜこの地域が鉄道模型を返礼品にしているかというと、関水金属の埼玉工場があるからです。関水金属は、鉄道ファンにはおなじみのKATOが鉄道模型を製造しているため、その縁で返礼品にも鉄道模型が送られています。
全国的にみても、取扱い数が多いので、もし鉄道模型の返礼品を考えているのであれば、埼玉県鶴ヶ島市で検索すると欲しいものが見つかるでしょう。 列車から新幹線などがあり、線路やコントローラーとセットになっています。製品はやはりKATO製のものがほとんどです。
Nゲージが中心ですが、HOゲージもあるようです。 寄附金額は20,000円のものもありますので、そこまで高額な納税をしなくても、鉄道模型は送ってくれます。ただ、50,000円から100,000円の寄附金の場合、人気の高いNゲージが対象となっており、品切れになっていることも多々あるので注意が必要です。
続いて紹介するのは、栃木県壬生町です。 ここは、「おもちゃのまち」と呼ばれる地域があり、トミーテックなどの大手玩具メーカーの工場が多く存在します。 その影響からか、壬生町の返礼品は、トミーの鉄道模型であることが多いです。 主体はNゲージなので、さほど場所を取らず、返礼品としても人気が高いです。
札幌市の路面電車や島原鉄道の電車など、鉄道模型の種類自体は、あまり地域性はありません。さまざまな地域の鉄道模型が返礼品となっているので、好きなものを選ぶのがよいでしょう。 寄附金額は、10,000円~25,000円とそこまで高額納税をしなくても大丈夫です。50セット限定など、数には限りがありますので、気になる鉄道模型があるのであれば、早めにふるさと納税した方が無難です。
ただ、年末の時点で品切れになっている商品はなかったので、めったに品切れになることはないとみてよいかもしれません。 ふるさと納税をするだけで、自分の好きな鉄道模型が貰えることがあります。鉄道模型ファンとして、そこでしか手に入らない鉄道模型を、ふるさと納税で手に入れてみてはいかがでしょうか。