2023.09.24
(更新日:2023年8月30日)
Nゲージのものをはじめ、鉄道模型の最大の魅力といえばジオラマが作れる楽しみです。
ジオラマ作りに挑戦してみたいけど、「作り方がわからない」「何から始めたらよいかわからない…」という方もいるかもしれませんが、実は身近なものを使って初心者でも意外と簡単に始めることができます。
今回の記事では、Nゲージなどの鉄道模型を使ったジオラマ作りに必要なものや、作り方の基本的な手順をご紹介していきたいと思います。
目次
ジオラマはNゲージなどの鉄道模型を使って実際の鉄道のように線路や駅、ホーム、トンネルなどを再現して思い思いの情景が作れるのが何よりの魅力です。
好きな情景を作り出して自分だけの世界観を鉄道模型で表現したり、お気に入りの車両を走らせる様子を眺めたりと幅広い年齢の方が趣味として楽しんでいます。
鉄道や模型が好きな方であれば、一度は「作ってみたい」と思うかもしれません。
ジオラマ作りと聞くと少しハードルが高そうに感じるかもしれませんが、使う道具と作り方がわかれば初心者でも案外簡単に挑戦できます。
ここではジオラマの作り方において、用意するべきものなど基本的なことを取り上げてみました。
ぜひ参考にして、新しい趣味にトライしてみてください。
ジオラマの制作は室内でできるうえ、そこまで難しい作業もなくお家にいながら工作感覚で楽しめます。
まずはジオラマ作りに必要な道具をそろえてから取りかかりましょう。
【ジオラマ制作に必要なもの】
こうして見るとすべて100円均一ショップでそろえられるようなものばかりですが、ジオラマはミリ単位での細かい作業を行うことも多いので、実は道具もこだわってほしいところです。
作業をスムーズにするためにも、なるべく良い道具をそろえておくことをおすすめします。
特にカッターなどの刃物の切れ味が悪いと、細かい箇所やカーブの箇所をカットする時に作業が困難に。定規やメジャーなどもメモリが正確でなければ、後々ズレが生じてくることもあります。
また不慣れな時は指先などにケガをしやすいので、道具の扱いに注意しながら進めましょう。
鉄道模型のジオラマで必要なものは車両とレイアウト用品です。
レイアウト用品とは、車両の周りを囲む周辺の情景を作る部品のこと。
主に土台となるベースと、建物や駅などアクセサリーとなるストラクチャーに加え、人物や動物、樹木などさまざまな小物があります。
一から作るとどこから手を付けたらよいのか分からず大変なので、初心者の方は既存品の小物や必要な部品がセットになったキットなどから買いそろえるのがよいでしょう。
鉄道模型のジオラマは、小さなものから大きなものまで規模も自分で設計できるのがメリットです。
特に代表的なNゲージは線路が9mmと非常に小さく、日本の一般的な家でも本格的な鉄道模型のジオラマを楽しむことができます。
初心者であればまずは1m×1m以内くらいのコンパクトなものからスタートするとよいでしょう。
最終的に売却を考える場合も、コンパクトなものがおすすめです。
ジオラマ作りに必要なものをそろえたら、いざ制作していきましょう。
ここではNゲージ鉄道模型などを使ったジオラマの作り方について、基本の手順を解説していきたいと思います。
以下のおおまかな流れをおさえておくと、順序立ててスムーズに作ることができます。
まずはどんなジオラマを作るか考えるところからスタートです。
どの鉄道を走らせるのか、規模はどのくらいのものなのか、どんな情景にするのか…など、時間をかけてゆっくりアイデアを出していきましょう。
ネットやいろんな本を参考にするのもよいですが、模型ショップやイベントで完成度の高いジオラマを見ることで制作のイメージがわきやすくなります。
また制作したいジオラマの構図があれば、似た構図がある実際の現場へと足を運ぶのもおすすめです。写真などを撮りながら本物のイメージを把握していきます。草の生え方や汚れの付き方など細やかな場所を観察して研究すると、さらにリアルな鉄道模型ジオラマが作れます。
制作したいジオラマの全体のプランが見えたら、必要な材料をそろえていきます。
最初にベースとなる土台を選び、そのほかに必要な道具や小物の準備を進めていきましょう。
実際にジオラマを作る前に、パソコン上もしくはスケッチブックなどに全体の設計図を描いていきます。
線路の配置はどうするか、どこにどの建物を並べるかなどを書き込んで頭のなかだけでなく図面上でジオラマの全体像を把握しましょう。
ジオラマを制作する上で「地面」となる土台選びはとても重要です。
大きなサイズだと労力と時間がかかり、途中で断念…なんてことも起こりえるので、初心者の場合はまずコンパクトなサイズを選んで始めるのがベストです。
土台が用意できたら、サインペンでどこに何を配置するか設計図を描いていきます。
実際に鉄道や建物を仮置きすればサイズ感もつかみやすく、後々「ジオラマに材料がおさまりきれない」といったトラブルを防ぐことができます。
土台のボードに描いた設計図に従ってレールを配置して、ここで通電テストも行っておきます。
実際に電車を走らせたときに車両と建物が接触しないかなども注意して配置しておきましょう。
レールを避けるようにして、設計図に従いながらビルなどの建物を配置していきます。
実際に並べてみることでイメージしていた印象と変わることもあるので、おかしなところがないか全体のバランスもチェックしておきましょう。
建物が配置できれば、ジオラマはほぼ完成間近です。
最後に情景を作り込むために、電柱や車、人物や樹木などを配置していきます。
小物は一つ一つ増やす度にどんどん雰囲気が出てきて、ジオラマをよりリアルに演出してくれます。
市販品を使用するのも良いですが、完成度をさらに上げようと思うなら身近にあるもので代用した方が、さらに完成度が高くなることもあります。
アイデアを膨らませて、理想どおりの情景を完成させましょう。
引っ越しや生活スタイルの変化などによって収納場所がなくなるなど、やむを得ず鉄道ジオラマが不要になった場合は、業者に買取をしてもらうことも可能です。
特に1m×1m以下の鉄道ジオラマは出来栄えによって値段が決まります。細かな部分のウェザリング塗装や稼働する踏切、ターンテーブルなど動くギミックやお金の掛かった仕組みがあればあるほど価値はあがることも。
ただし、鉄道本舗では現在鉄道ジオラマ自体の出張買取を停止しております。
鉄道ジオラマ単体の買取は行っておりませんが、鉄道ジオラマ以外に鉄道模型や鉄道部品がある場合は、出張買取に対応可能な場合もございます。
気になる方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
今回は、Nゲージの鉄道模型の基本の作り方についてご紹介いたしました。
鉄道本舗では、鉄道グッズ専門店ならではの高価買取で、「丁寧な査定」「親切なサービス」をモットーに、お客様に満足していただけるように買取サービスの対応をさせていただきます。
社長の石川自らが広告塔となり、自身の趣味である鉄道好きが高じて始めた事業であるため、社長の鉄道への愛情が満載の企業です。
また、「これって売れる?」と現地で相談しながらの買取ができるため、お客様との間に安心感と信頼関係が芽生えるのも弊社の魅力の一つ。多くのお客様に定評をいただいております。
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鉄道本舗では、買取時に鉄道トークを交えつつ楽しく「売るもの・残すもの」が決められます。お客様が大切にしてきたものだからこそ、一緒に慎重に考えていきましょう。
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