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古い切符で値段がつくものは?高く買取してもらうために知っておきたいこと

雑学・小ネタ

(更新日:2024年9月20日)

古い切符で値段がつくものは?高く買取してもらうために知っておきたいこと

古い鉄道切符は、切符の発行年代や保存状態、そして市場での需要などによって思わぬ高い値段がつくものがあります。このような古い鉄道切符は、ただの乗車券の役割を超えて、コレクターの間で価値のある収集品として取引されます。

この記事では、どのような古い切符が高値で取引されやすいのか、また高い値段で買取してもらうために知っておくべきポイントを詳しく解説します。

古い切符とは

日本における「古い切符」とは、明治初頭に東京と横浜間に鉄道が開通した時期以降のものを指します。

当時、鉄道技術の最先端だったイギリスから、車両や線路の技術だけでなく、紙の切符のシステムも導入。その後、戦時中には物資不足の影響で、明治時代から使われていた厚紙の切符(硬券)は紙質やサイズを変えながらも使用され続けました。しかし、戦後の利用者増加に伴い、券売機や改札機の自動化が進むにつれて、硬券の使用は減少。現在ではほとんどの鉄道で使用されなくなっています。

それでも、時代と産業の変遷を経ても、ローカル線や地方の駅舎では、今もなお紙の切符が使われており、昔ながらの風情を残しています。

古い切符とは

値段がつく古い切符の条件

では次に、高値が付く古い切符の条件についてご説明します。

年代がより古いもの

まず、切符の年代が古ければ古いほど価値が高まります。特に、戦前(第二次世界大戦前)の切符は、高価買取が期待できるものが多いです。

この時代の切符は発行から70年以上が経過しているため、色あせや紙質の劣化が見られることもありますが、空気に触れないよう適切に保管された状態の良いものはより高い評価を受けるでしょう。

さらに、鋏(はさみ)跡やスタンプ、ナンバリングなどの使用感がある切符や、「站」(えき)など旧字体が使われているものは、高い値段がつく傾向にあります。

廃線した切符

廃線となり、現在では使われていない鉄道や過去に存在した路線の古い切符も高い人気を集めています。特にローカルな私鉄の切符で、当時の鉄道会社名が記載されているものは、1枚あたり数千円から数万円で取引されることもあります。

また、明治・大正時代に存在した軽便鉄道や馬車鉄道など、地方で活躍していた鉄道会社の切符は、希少性が高いため、鉄道ファンやコレクターにとって特に人気があり、高額で取引されることが多いです。

ローカル切符

地方のローカル私鉄で発行された切符の中には、鉄道会社独自の地紋やイラストが残っているものもあり、希少価値が高いとされています。

古い切符には、硬券や軟券を含め、鉄道会社ごとにA形からD形までさまざまなサイズがあり、特に発行枚数が少ないものは高価買取の対象となります。弊社のホームページでも、レアなローカル切符を多数掲載しておりますので、ぜひご覧ください。

古い切符でも値段がつかないもの

古い切符であっても、必ずしも価値があるわけではありません。では、どのような切符には値段がつかないのでしょうか。

大量に残っている切符

まず、大量に市場に出回っている切符です。特に主要都市間の鉄道切符は、戦後の鉄道利用者の増加に伴い多く発行されており、古くても希少価値が低いため、価値がつかない場合があります。

保存状態が悪いもの

次に、保存状態が悪い切符も価値が下がります。切符は、空気に触れないように保管するのが理想です。特に軟券などの薄い紙の切符は、温度や湿度の変化でカビや劣化が起こりやすいため、注意が必要です。

特に高い値段がつく古い切符とは

特に高い値段がつく古い切符とは

ここから、特に高い値段で取引される古い切符についてご紹介します。

新橋-横浜間の開業時の切符

最も代表的な高い値段がつく切符は、新橋-横浜間の開業時に発行された切符です。

日本初の鉄道が開通した1872年(明治5年)の切符で、現存する枚数が非常に少なく、コレクター市場でも特に貴重なものとされています。

北海道の支線の切符

次に高い値段で取引されるのは、かつて北海道の支線で使用されていた切符です。

例えば、札沼線や留萌本線など、北海道の広大な土地を結ぶ多くの支線で発行されていた切符は、その希少性から市場で高い評価を受けています。

特に、廃止直前に発行されたものや保存状態が良いものは、コレクターにとって非常に価値が高く、高い値段で取引されることがあります。

沖縄県営鉄道の切符

沖縄県営鉄道は、1920年から開業し、太平洋戦争中の1945年まで沖縄本島で運行されていた鉄道です。戦争の激化により鉄道施設が破壊され、その後、復旧されることなく消滅しました。そのため、現存する沖縄県営鉄道の切符は非常に少なく、歴史的価値も非常に高いとされています。

特に、与那原線の那覇駅発行の切符や戦時中に発行されたものは非常に希少で、コレクターの間で高い値段で取引されることが多いです。

古い切符を高い値段で買取してもらうために

最後に、古い切符を高い値段で買取してもらうためのポイントをご紹介します。

ネットオークションを利用する

ネットオークションを利用することで、古い切符に高い値段がつく場合があります。

オークションの大きなメリットは、手軽に出品できる点と、過去の落札実績からおおよその買取価格を予測できる点です。また、競り合いが起こることで、思わぬ高値がつくことも期待できます。

専門業者に買取を依頼する

古い切符の買取は、鉄道グッズや切符に精通した専門業者に依頼するのがおすすめです。

ただし、専門知識の有無だけで業者の良し悪しを判断せず、切符の価値や市場での人気についてなど詳しく説明してくれたり、買取後の活用方法について親身に相談にのってくれたりする業者を選ぶことが重要です。

特に、ホームページや書籍に具体的な硬券の写真、拡大画像、買取価格や評価ポイントが記載されている業者は、信頼性が高いといえるでしょう。

出張買取は「鉄道本舗」にお任せください!

今回は古い切符の値段についてご紹介しました。

鉄道切符やグッズなど、趣味で集めたものを売ることにはなかなか抵抗があるかもしれませんが、皆さんのコレクションの中で、意外なものに価値があるケースもあります。

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鉄道本舗では、鉄道グッズ専門店ならではの高価買取で、「丁寧な査定」「親切なサービス」をモットーに、お客様に満足していただけるように買取サービスの対応をさせていただきます。

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