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鉄道模型の塗装:筆塗りの注意点やコツは?塗装後の買取のポイント

雑学・小ネタ

(更新日:2024年11月26日)

鉄道模型の塗装:筆塗りの注意点やコツは?塗装後の買取のポイント

鉄道模型に筆塗りで塗装を行うと、自分だけのオリジナルなものに仕上げたり、よりリアルな表現を加えたりすることができます。

しかし、筆塗りの塗装にはいくつかの注意点があり、仕上がりの品質によっては買取価格に影響することもあります。

そこで、この記事では、筆塗りの基本技術やコツを解説するとともに、塗装後に模型を買取に出す際に押さえておきたいポイントもご紹介します。

鉄道模型を筆塗りで塗装してみよう

鉄道模型を筆塗りで塗装してみよう

鉄道模型の塗装は、模型に個性やリアルさを加える大切な作業です。その中でも、筆塗りは、初心者の方でも手軽に始められる方法として人気があります。

鉄道模型に筆塗りで塗装を行うと、工場出荷時の均一な塗装にオリジナリティを加えられるようになります。また、車両に汚れやサビの表現を加えたり、特定の列車や時代背景を再現したりすることで、リアリティを追求することもできるのです。

初心者でも比較的安価に必要な道具を揃えられるため、鉄道模型の塗装に挑戦したい方は筆塗りから始めてみると良いでしょう。

鉄道模型の筆塗り|塗装前の準備

鉄道模型を筆塗りで塗装する際、仕上がりを美しくするためには、事前準備が重要です。ここでは、塗装前に行うべき基本的なステップを解説します。

塗装する模型の洗浄

塗料の定着を良くするために、まず模型の表面をしっかり洗浄しましょう。工場出荷時には油分や埃が付着していることが多いため、中性洗剤を使って洗い、よく乾かすことで、塗装面のトラブルを防ぐことができます。

下地処理を行う

模型の表面に小さな凹凸やキズがある場合、塗装にムラができる恐れがあります。そのため、細かい目のサンドペーパー(800~1000番)で表面を整えましょう。また、プライマーを塗ることで塗料がしっかり密着し、色ムラが出にくくなります。特にプラスチック素材の模型ではプライマー処理が効果的です。

塗料と道具の準備

使用する塗料は、模型用のアクリル塗料やエナメル塗料が一般的です。また、筆は塗る面積に応じて平筆や丸筆を使い分けましょう。その他、パレットや薄め液、ティッシュなども用意しておくと作業がスムーズに進みます。

鉄道模型の筆塗り|塗装の基本技術とコツ

筆塗りで鉄道模型を塗装する際には、基本技術を押さえ、コツを活かすことで美しい仕上がりが実現します。

薄塗りを心がける

塗料は一度にたっぷり塗らず、薄く均一に塗り重ねるのが基本です。一度に厚く塗ると、乾燥後にムラや筆跡が目立つ原因となります。薄く塗って乾燥させる工程を数回繰り返すことで、滑らかな表面を作り上げていきましょう。

筆の使い方を工夫する

筆を持つ際は、軽く握り、毛先が自然に動くようにします。塗料を含ませすぎず、余分な塗料をパレットや容器の縁でしごいてから塗り始めましょう。平筆は広い面積をムラなく塗りやすく、丸筆は細部の塗り分けに適しています。

塗料の濃度を調整する

塗料が濃すぎると塗りにくくムラになりやすいので、適度に薄め液を加えて調整しましょう。塗料がサラサラと流れる状態を目安にすると、均一な塗膜が作りやすくなります。

塗り方向を一定にする

塗装時には、筆を動かす方向を一定にすることを意識しましょう。同じ方向に塗ることで、塗りムラや筆跡を最小限に抑えることができます。次の塗り重ねで方向を変えると、さらに滑らかな仕上がりになります。

マスキングで塗り分ける

異なる色を塗り分ける場合、マスキングテープを使うと境界線をきれいに仕上げることができます。テープを剥がす際は、塗料の種類や気温に応じた適切な乾燥時間を守り、塗料が乾いたことを確認してから慎重に剥がすようにしましょう。

鉄道模型の筆塗り|塗装後の仕上げ

鉄道模型の筆塗り|塗装後の仕上げ

塗装後に仕上げ作業を丁寧に行うことで、鉄道模型をより美しく見せることができます。ここでは、塗装後の仕上げに必要なステップとポイントをお伝えします。

塗装のムラや筆跡をチェック

塗装後は、全体をよく観察してムラや筆跡が目立っていないか確認します。もし気になる箇所があれば、細筆で軽く修正するか、必要に応じて薄く塗り重ねて整えましょう。

つや出しやつや消しの仕上げを施す

塗装の仕上がりを引き立てるために、クリアコートを使って表面に艶を加えたり、つや消しを施したりします。

  • つや出しスプレー: 鮮やかな色を強調したい場合に使用
  • つや消しスプレー: 実物の車両に近い落ち着いた質感を出したい場合に使用

スプレーを使用する際は、薄く均一にかけ、ムラが出ないように注意しましょう。

デカールやステッカーの貼り付け

鉄道模型の細部を再現するために、必要に応じてデカールやステッカーを貼り付けます。貼る前に模型表面を乾いた布で拭いて埃を取り除き、貼り付け位置をしっかり確認してから作業を進めます。最後にデカール保護のため、クリアコートを上から施すと長持ちします。

エイジング加工(汚し塗装)を加える

リアルさを追求するために、エイジング加工を取り入れるのもおすすめです。特に車両の回りや屋根部分に軽くウェザリング塗料を使うことで、汚れや錆びなど、長年使用されたような味わいを再現することができます。

また、ドア周りや実際の車両でも黒くなっているHゴムの部分など、細部まで丁寧に塗ることで、さらにリアルな仕上がりを目指せます。

最終確認と保護作業

塗装が完全に乾いたら、最終確認として全体を見渡し、仕上がりに満足できるかチェックします。その後、埃や傷を防ぐために専用のケースに収納したり、展示する際は透明カバーをかけたりするなどの保護対策を行いましょう。

筆塗りで塗装した鉄道模型の買取はできる?

筆塗りで塗装した鉄道模型の買取はできる?

筆塗りで塗装した鉄道模型も、買取可能な場合がありますが、塗装の仕上がりや模型の状態によって市場価値が大きく変わる点に注意が必要です。以下で、筆塗り模型の市場価値や、買取を検討する際の注意点を解説します。

市場価値について

筆塗りで塗装された模型は、その完成度によって評価が分かれます。

丁寧に仕上げられた模型や、リアルなウェザリング加工が施されている模型は、コレクターから高く評価されることがあります。特に限定品や希少なモデルの場合、独自の塗装が付加価値となることもあります。

一方、塗装のムラや仕上がりが雑な場合は、逆に市場価値が下がることも。純正の塗装が損なわれていると、オリジナルの状態を好むコレクターから敬遠される傾向にあるので注意が必要です。

買取時の注意点

買取を依頼する際には、自分が施した塗装部分に剥がれやムラがないか確認しましょう。特に塗装が乾いていない状態で扱った場合、指紋や埃が付着していることがありますので、塗装後にしっかりと乾かして仕上げることが重要です。

また、塗装後の模型は元の状態に戻すことが困難なため、買取を意識している場合は、塗装を慎重に行いましょう。もしくは、塗装は施すものは買取依頼はせず、個人で楽しむものと割り切ることも選択肢の一つです。

出張買取は「鉄道本舗」にお任せください!

筆塗りを行った鉄道模型の売却を検討される際は、「鉄道本舗」の出張買取サービスをご利用ください。塗装の仕上がりや状態もきちんと確認し、最適な価格を提示しますので、安心してお任せください。

大切な模型を手放す際には、「鉄道本舗」にぜひご相談ください。鉄道本舗では、鉄道グッズ専門店ならではの高価買取で、「丁寧な査定」「親切なサービス」をモットーに、お客様に満足していただけるように買取サービスの対応をさせていただきます。

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