2021.07.17
(更新日:2021年10月2日)
鉄道部品は高く売れるらしい。。でも、実際はどんなモノが高くなるのか?
今回は高い価値のある鉄道部品とは何か?について解説を致します。
リユースショップの買取り視点から独自の価値観で高い価値のつく鉄道部品の傾向についてランキング形式でお伝えします!
鉄道部品で人気のあるモノは一点数百万円以上の値段がついたりします。
そんな数百万円もする鉄道部品は、装着されていた鉄道車両を象徴する部位の鉄道部品です。
それでは、さっそくどんな鉄道部品が人気なのか発表致します。
③特急シンボルマーク(価値:1点=数万~数十万円)
3位は特急シンボルマークや私鉄特急のシンボルマークです。シンボルマークはその車両を象徴するマークであり、鉄道ファンならずともそのマークを見た事あると言う様な有名なモノほど高い価値が付きます。
■特急シンボルマークの装着されていた列車の買取実績
KATO 381系100番台 くろしお 6両基本セット 3両増結セット
方向幕 日根野 ホームライナー 特急くろしお 串本 紀伊勝浦 新宮
国鉄型特急として日本全国を走っていた車両の先頭部分についていたシンボルマークです。
装着されていた車両は不明ですが、181系、183系、189系、381系、485系、489系のどれかに付けられていた事と考えられます。
実際についている部分はここ↓
個人的には特急シンボルマークが鉄道の部位の中で一番好きです。
幼いころから鉄道の本を読んでいると、いつも主役は国鉄型特急で、この特急シンボルマークを掲げた車両が写っていたからです。
②ナンバープレート(価値:1点=数万円~数十万円)
2位のナンバープレートは、装着されていた車両の番号を示す部品であり、車両を証明する1番の鉄道部品となります。
■ナンバープレートの買取実績
ナンバープレート 台座付・19659 ・機関車歴表付・日本国有鉄道・川崎車両
それゆえ、鉄道会社公認以外のレプリカも存在し、精巧につくられたレプリカは本物と見抜くのが難しい場合もあります。
①ヘッドマーク(価値:1点=数十万円~数百万円)
1位はヘッドマークです。中でも寝台列車に取り付けられていた有名寝台列車のヘッドマークは寝台列車が引退した今もなお人気が高まっています。
■ヘッドマークの買取実績
中古市場にもそうそう姿を現さないので、出て来た時は手に入れる最初で最後のチャンスであるかもしれません。
なので往年の人気列車のヘッドマークが出て来た時は100万円単位の価値が付くこともしばしばあります。
逆に鉄道部品とは言え。価値が付きにくいモノもあります。
こちらでは、価値の付きにくいモノをご紹介させて頂きます。
【謎の計機】
・スピードメーターでも出力計でも無い謎の計機が鉄道関係部品として出てくる事がありますが、鉄道部品の確証もなければ、どこに付いていたのか分からないモノは人気が無いです。
【カーテンフック】
・カーテンフックは鉄道ファン感謝デーなどで、販売される機会も多い為か、出回る数も多いのですが一見して鉄道部品と分かりにくい事などが原因で買取りをさせて頂く際は一括の買取りとなる場合があります。
鉄道部品は装着されていた車両が確実に判明されている(証明できる)場合は、その特定の車両ファンが買い求める事がありますが、分からない場合は鉄道雑貨一括の価値として買取り価格が付きます。
【エンジン部品など】
・エンジン部品も鉄道ファン感謝デーなどで、販売される為かたまに買取りのご依頼を頂きますが価値は付きにくいです。
マニアック過ぎて分からないと言う表現が1番適切だと思います。
まず鉄道部品は一発鉄道部品とわかるモノが高い価値の付くケースが多いです。
他には、特定の車両ファンの方が求める知る人ぞ知る部品も価値が高いです。
知る人ぞ知る部品の場合は出どころ保証として鉄道会社が開催するファン感謝デーなどで、証明書が付いてくる場合もあるので証明書も一緒に売って頂けるとありがたいです。