2021.03.05
(更新日:2021年9月6日)
今回は出張買取りで対応をさせて頂いた鉄道部品の区名札の買取について解説をさせていただきます。
区名札とはその機関車がどこの機関区に所属しているかを示しているものです。
例えば画像の『築』区名札の機関区は小樽築港機関区で全国でも非常に有名な機関区になります。
明治43年に開業され、函館本線や室蘭本線、千歳線、手宮線と言った当時の北海道の主要路線を担当していた事や、東海道線の電化により、東海道線で特急用として活躍していた蒸気機関車が一同に小樽築港機関区集められたこと。
さらに人気に拍車を掛けたのはC62の所属機関区であった為でもあります。
古い区名札は鉄製で手書きで文字が書かれています、新しくなってくるとプラスチック制で印刷された文字のモノになります。
買取価値と言うだけの話で言うと古い鉄製の区名札の方が買取り価値は高いように思います。
他に価値が高いのは現存しない区名札です。
買取価格が上がる区名札は廃止された機関区や蒸気機関車の区名札です。
画像の『宮』は宮崎機関区です。
C11やC55、C57と言った超有名蒸気機関車の配属機関区でした。
画像の区名札はどの車両についていたのでしょうか。。
蒸気機関車の区名札になると通常の鉄製の区名札よりもさらに重厚な鉄製で作られた区名札が取り付けられています。
蒸気機関車に付けられているだけあってずっしりと重く通常の鉄製の区名札よりも存在感があります。
区名札はレプリカ品でも買取をさせていただきますしボロボロに錆びてしまった鉄製の区名札も買取をさせていただきます。
売却をお考えの区名札がありましたらぜひいちど鉄道本舗まで買取りのご依頼をお願いいたします。