買取実績

  • HOME
  • 買取コラム
  • 鉄道模型の種類をわかりやすく解説!Nゲージ、Oゲージ、Zゲージなどの違いについて

鉄道模型の種類をわかりやすく解説!Nゲージ、Oゲージ、Zゲージなどの違いについて

雑学・小ネタ

(更新日:2023年5月26日)

ひとくちに鉄道模型といっても、手のひらに乗る小型のものから、人が乗せられる大型のものまで、そのサイズや種類はさまざまです。

奥深い趣味として多くの方から愛される鉄道模型ですが、鉄道模型ならではの専門用語に戸惑ってしまう方は少なくありません。

そこで本記事では、各ゲージの違いを種類別に紹介します。これから鉄道模型の魅力に触れていく方はぜひ参考になさってください。

鉄道模型の「〇〇ゲージ」の意味

鉄道模型のゲージの意味

鉄道模型の専門用語でよく使われる「ゲージ」とは、英語でGAUGE(ゲージ)と書きます。

「長さや重量を計る測定具の一種」や「編物を編むための目と段の数」という意味がありますが、鉄道模型の場合だと「鉄道の軌間(線路の間隔)」を表す言葉として使われます。

鉄道の「軌間」について、よく知らない人にとっては難しい言葉ですが、簡単に言えば「電車のレールの幅」になります。

鉄道は2本のレールの上を走行するものですが、レール幅である「軌間」が一定間隔でなければ脱線してしまいます。つまりこの軌間が同じであれば、どんな車両でも同じレールの上を走行できるということになります。

これは鉄道模型も同じで、その規格としていくつかの「ゲージ」があるのです。鉄道模型の規格は世界で統一されているため、どの国の鉄道模型でもゲージが合えばレールの上を走らせることができます。

そこで次に、鉄道模型のゲージの種類について解説したいと思います。

鉄道模型のNゲージやOゲージなどの違いとは?種類別に解説

なぜ鉄道模型はNゲージやOゲージなどと呼ばれるのでしょうか?

鉄道模型の種類について理由や名前の由来なども交えながら、小さいサイズのものから順にご紹介します。

鉄道模型の種類①Zゲージ

軌間:6.5ミリ
縮尺:1/220

「Zゲージ」の名前の由来は、将来Zゲージより小さい鉄道模型は登場しないだろうという考えから、アルファベット最後の文字である「Z」が採用されました。

日本での人気はやはりNゲージなのですが、2005年頃から日本の大手メーカーが軌間6.5mmに合わせたNゲージの供給を始めています。

また、ZゲージはNゲージより小さいため、同じジオラマを組んだ場合、Zゲージのほうが小さなスペースで済むことになります。つまり同じスペースであれば、Zゲージの方がより大きなジオラマを楽しめるということです。

鉄道模型の種類②Nゲージ

軌間:9ミリ
縮尺:1/148〜160

日本で1番流通しているのが「Nゲージ」。レール幅が9ミリであることから、英語の9(nine)の頭文字をとって「Nゲージ」と呼ばれています。

Nゲージは日本で最も人気がある鉄道模型で、畳1枚のスペースやテーブルなどの上でも楽しめます。また、車両やパーツの種類が圧倒的に豊富に揃っているのも、Nゲージの大きな魅力と言えるでしょう。

鉄道模型の種類③TTゲージ

軌間:12ミリ
縮尺:1/120

「TTゲージ」は、英語で机の上(Table Top)という意味から、その頭文字を略したのが名前の由来です。小型の鉄道模型として、主にアメリカやイギリスなどで展開されました。

以下で紹介するHOゲージに似ていますが、若干大きさが異なり、日本ではあまり普及していないゲージです。

しかし2000年ごろから、軌間9ミリ、縮尺1/120の「tt-9」という規格のTTゲージナローが登場して、既存のNゲージの路線の使用が可能になりました。

鉄道模型の種類④HOゲージ

軌間:16.5ミリ
縮尺:1/87

「HOゲージ」とは、ハーフ(half)Oゲージの略で、Oゲージの半分であることから、HOゲージと呼ばれるようになりました。

1921年にイギリスで誕生し、小ぶりの車両が主流だったイギリスでは、HOゲージの製品が次々と展開され、日本でも戦後徐々に普及していきました。

現在日本では、このHOゲージとNゲージの2つが主流となっていますが、厳密にいうと、Nゲージの方が人気が高く、HOゲージはやや押され気味です。

鉄道模型の種類⑤Oゲージ

軌間:32ミリ
縮尺:1/43・45・48

Oゲージは、今から40、50年くらい前に作られた古い模型が多いため、あまり鉄道模型の知識が無い方には価値を低く見積もられがちですが、今でもファンは多く独特なフォルムが人気です。

またOゲージの魅力はその大きさ。実際にOゲージを走らせてみると、他のゲージにはない迫力を感じられます。

大きさは国によって縮尺が異なり、日本では1/45が用いられていますが、海外ではアメリカが1/48、イギリスでは1/43.5となっているため、定義とされる縮尺は1/43〜48と、幅を持たせています。

鉄道模型の種類⑥Gゲージ

軌間:45ミリ
縮尺:1/22.5

「Gゲージ」は、1960年代にドイツのレーマンによって作られた鉄道模型です。特にレーマンによるブランド「LGB」が有名です。

日本国内でよく見るNゲージ(路線幅9ミリ)と比較するとサイズが大きく、その大きさを生かし庭園鉄道などでも使用されています。

Gゲージ規格の車両になると細部までこだわって制作されている場合が多いため、インテリアとして飾っても絵になります。

鉄道模型はNゲージの人気が高い

鉄道模型にはさまざまな種類がありますが、「Nゲージ」は特に人気が高いと言われています。

Nゲージは日本で広く普及しており、製品のバリエーションが豊富なのも大きな特徴です。「大きすぎず、小さすぎない」という程よいサイズ感も、人気の理由のひとつと言えるでしょう。

また、鉄道模型の国際規格で作られているので、メーカーが異なっていても規格が合えば同じレールの上を走らせることができます。

さらにNゲージは、他のゲージと比べてセットの車体の値段が手頃(新品でも数千円〜40,000円以内で購入可能)な上、さまざまなメーカーから比較的簡単に組み立てられる製品がリリースされているため初心者の方にもおすすめ。

鉄道模型に興味を持ったら、まずはNゲージから始めてみてはいかがでしょうか。

鉄道模型を高価買取してもらうコツ

鉄道模型の高価買取

鉄道模型を楽しんでいると、「思ったよりも鉄道模型が増えすぎて収納場所がない…」となることも多いですよね。

そのような場合は、単に捨てるのではなく、売却の検討をおすすめします。

しかし、付属品が不足していたり傷があったりする場合は、買取価格が低くなる可能性があるため、まず製品の状態や付属品の有無などをチェックしましょう。

鉄道模型を高く買取してもらう方法は以下の通り。

  • 可能な範囲で購入時の状態に戻す
  • 動作に問題がないかチェックする
  • 売りたい鉄道模型の価格相場を把握する
  • 複数の業者で買取価格を比較する
  • 単品ではなく一度に沢山の鉄道模型を売る

その時の需要や物の状態にもよりますが、プレミアがついているものは10万円以上で買い取られることもあります。

なお、鉄道模型の高価買取については「売れない鉄道模型の特徴とは?高く売るための方法やコツ」でご紹介していますので、ぜひご覧下さい。

鉄道模型の高価買取なら「鉄道本舗」にお任せください!

今回は、売れない鉄道模型の特徴や、高く買い取ってもらう方法などについてお伝えしました。

鉄道本舗では、鉄道グッズ専門店ならではの高価買取で、「丁寧な査定」「親切なサービス」をモットーに、お客様に満足していただけるように買取サービスの対応をさせていただきます。

社長の石川自らが広告塔となり、自身の趣味である鉄道好きが高じて始めた事業であるため、社長の鉄道への愛情が満載の企業です。

また、「これって売れる?」と現地で相談しながらの買取ができるため、お客様との間に安心感と信頼関係が芽生えるのも弊社の魅力の一つ。多くのお客様に定評をいただいております。

<鉄道本舗の特徴>

  • 全国どこへでも出張買取に対応
  • 鉄道模型、部品、資料の高価買取
  • 遺品整理、残留品にも対応
  • 鉄道愛溢れるスタッフ

鉄道本舗では、買取時に鉄道トークを交えつつ楽しく「売るもの・残すもの」が決められます。お客様が大切にしてきたものだからこそ、一緒に慎重に考えていきましょう。

そして、大切な鉄道グッズを真心を込めて親切丁寧に高価買取させていただきます。どんなお問い合わせでも、ぜひお気軽にご相談ください!