2023.09.10
(更新日:2023年8月30日)
鉄道車両のナンバープレートは、日本の鉄道文化を象徴する重要なアイテムの一つです。そして、その歴史的な価値や希少性から、コレクターや鉄道愛好家に人気があります。
そんな魅力あふれる鉄道のナンバープレートを高値で買取ってもらうためには、高く売るためのコツや過去の買取実績を把握することが重要です。
そこでこの記事では、鉄道のナンバープレートの売却を検討している方に向けて、高価買取をしてもらうためのコツや魅力についてお伝えしていきます。
目次
鉄道のナンバープレートには、多くの魅力があります。以下にその魅力をいくつか挙げてみます。
鉄道のナンバープレートには、多数の鉄道車両を管理しやすいようにする役割があります。
このナンバープレートには、アルファベットや数字が割り振られ、鉄道の車輪の数や種類のほか、製造番号も知ることができます。
例えば、「D 51 200」というナンバープレートがあるとした場合、
最初の「D」は、車輪の数を指します。アルファベットでABCDと続き、Dは4番目なので「車輪が4個」ということになります。
次に「51」とは、車両の種類を表していて、51は「テンダー機関車」と言われる蒸気機関車の一種になり、最後の「200」は製造番号のことです。
したがって、「D 51 200」というナンバープレートは「車輪4個のテンダー機関車で200番目に製造された」と読むことができ、略称で「D51(デゴイチ)」と呼ばれることもあります。
なお、「D51型」は、昭和初期の1936~1945年頃に経済不況が好転したころ製造された蒸気機関車で、第二次世界大戦の真っ最中にあたります。D51型の蒸気機関車は、戦時中の軍需産業に使用されていたことがあります。
つまり、ナンバープレートから鉄道が製造された時期を遡ることで、その時に何が起きていたのかといった日本の歴史まで知ることができるのです。
また、鉄道の生産数が少ない時代のナンバープレートであれば、それだけ価値がつきやすいということにもなります。
鉄道のプレートには、美しいデザインが施されていることがよくあります。
例えば、上記の写真のように、催し事などに使用された特別なプレートも存在します。これは、常用するものではなく、そのイベントのために制作された背景色が赤色の大変珍しいナンバープレートです。
このようにナンバープレートの中には希少価値が高いものもあり、コレクションアイテムとしても人気があります。
価値がないと思っていた鉄道のナンバープレートでも、高く売るためのコツを把握してそれを実践したら高価がつくかもしれません。
ここでは、鉄道のナンバープレートを高く買取ってもらうためのコツについてまとめました。
大切にしてきた鉄道のナンバープレートを売るのであれば、少しでも高く買取りをしてくれる業者に売りたいですよね。そのためには、まずナンバープレートの相場を知ることが重要です。
例えば、鉄道に詳しくない方が査定を依頼した場合、買取業者にただ提示された金額で取引を進めてしまい、それが適正な価格なのかどうかが判断できません。そのため、買取業者に買い叩かれないためにも、事前に相場を調べておくことをおすすめします。
また、相場を調べる具体的な方法は、フリマアプリやオークションサイトでいくらで売りに出されているのかや、鉄道グッズの買取を行っている専門業者のサイトで商品名などで調べて情報収集を行い、高く買取ってもらえるようにしましょう。
鉄道のナンバープレートには歴史的な価値があり、プレートに付着している汚れやススも魅力の一つになる場合があります。
また、掃除をし過ぎると、表面の経年劣化による風合いが損なわれてしまい、歴史的な価値が薄れる恐れがあります。特に、専門的な知識や適切な方法を知らないまま清掃を行うと、逆にプレートに傷をつけたり、錆びさせてしまう可能性もあります。
そのため、鉄道のナンバープレートはあまり掃除をせずに、そのままの状態で買取に出すことをおすすめします。
どうしても掃除を行いたい場合は、埃をはらう程度にとどめて、ナンバープレートの本来の状態を損なわないように心がけることが重要です。
鉄道のナンバープレートの価値を正しく見出すためには、専門的な知識が必要な場合があります。そのため可能であれば、鉄道に精通している専門の買取業者を選ぶと、鉄道のナンバープレートの価値を適切に判定できるでしょう。
その際は、鉄道のナンバープレートの歴史や特徴、保管方法などを包み隠さず伝えることで、業者がナンバープレートの価値を正しく評価することができるため、買取業者には正確な情報を伝えるようにしましょう。
また、買取価格は業者によって異なる場合があります。そのため、複数の買取業者に見積もりを依頼し、価格を比較することでより高い値段を提示してくれる可能性が高まります。
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鉄道のナンバープレートは、専門性が高い査定士に鑑定してもらえば予想以上の買取額になる可能性があります。
ここでは、鉄道本舗の買取実績の一部をご紹介します。
C55形は、日本国有鉄道が長距離旅客列車のために製造した蒸気機関車。当時の最新技術を取り入れており、第二次世界大戦後の日本の経済復興期に重要な役割を果たしました。
現在、C55 34のプレートは、歴史的な価値を持つアンティークとしてコレクターや鉄道愛好家の間で大変人気があります。
KD 55形蒸気機関車は、かつて千葉県の京葉臨海鉄道で使用されていた蒸気機関車のひとつです。
この形式の蒸気機関車は、貨物列車や旅客列車に使用されていました。しかし、蒸気機関車の時代が終焉を迎え、より効率的なディーゼル機関車や電気機関車に取って代わられる中で、KD 55形も廃車となりました。
現在、KD 55 14のナンバープレートは、歴史的な価値を持つアンティーク品として鉄道ファンやコレクターによって高く評価されています。
今回は買取価格の一例をご紹介させていただきましたが、HP内にはさらにさまざまな鉄道用品の買取参考価格を一覧で確認することができます。
売りたいものと似たようなものがあれば参考になるので、ぜひご覧ください。
今回は、鉄道のナンバープレートの価値や高く買取ってもらうコツなどについてお伝えしました。
鉄道本舗では、鉄道グッズ専門店ならではの高価買取で、「丁寧な査定」「親切なサービス」をモットーに、お客様に満足していただけるように買取サービスの対応をさせていただきます。
社長の石川自らが広告塔となり、自身の趣味である鉄道好きが高じて始めた事業であるため、社長の鉄道への愛情が満載の企業です。
また、「これって売れる?」と現地で相談しながらの買取ができるため、お客様との間に安心感と信頼関係が芽生えるのも弊社の魅力の一つ。多くのお客様に定評をいただいております。
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鉄道本舗では、買取時に鉄道トークを交えつつ楽しく「売るもの・残すもの」が決められます。お客様が大切にしてきたものだからこそ、一緒に慎重に考えていきましょう。
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