2023.12.24
(更新日:2023年12月12日)
「Nゲージをどうやって保管しよう」「鉄道模型の数が増えて置き場がない」など、つい収集してしまうNゲージなどの鉄道模型の収納に困ってしまう方も多いと思います。
そこで今回は、そのような方たちにおすすめしたいNゲージの収納についてご紹介していきます。
せっかくコレクションしたNゲージは、きれいな状態で保管したいもの。これらを参考にぜひ正しい保管方法で収納・整理をしていきましょう。
目次
さまざまな種類があり、細やかなディティールや模型が完成したときの達成感などから多くの人がNゲージなどの鉄道模型を趣味としています。
しかし、その一方で鉄道好きが頭を悩ませるのがそれらの保管や収納方法です。
大切なNゲージをきれいな状態に保つためにも、まずは理想の保管環境や注意したいことなどを理解しておきましょう。
ここでは収納するときに注意したい3つのポイントをご紹介します。
湿度の高い場所や温度が高くなる場所は、Nゲージなどの鉄道模型の保管に向いていません。
高温多湿な環境に長時間置いていると温度差などによって結露が発生し、カビが生えてしまう可能性も考えられます。特に梅雨の時期などはどうしても湿気が多くなってしまうもの。
収納場所にはなるべく風通しがよく、湿気がこもりにくいところを選びましょう。
対策としては除湿剤や乾燥剤を一緒に設置して、Nゲージを湿気から守るのもおすすめです。
ちなみに湿気は上より下、中央より四つ角にたまりやすいため、除湿剤や乾燥剤を使用する場合は低い位置の隅に設置すると効果的です。
古い鉄道模型の場合。保管場所が悪い場合はケースとボディがくっついてしまい、車両を取り出す際に塗装が剥がれてしまう事がありますので注意してください。
プラスチックの素材は紫外線や熱に弱く、ひび割れや変色などの原因となってしまいます。Nゲージの場合、車体の本体や箱などに日焼けや劣化が起こってしまうことも…。
そんな経年変化を防ぐためにも、直射日光が当たらない場所で保管するように気を付けてください。
特に直射日光の入る窓際の近くは温度差も生まれて湿気が生まれる可能性があるので、避けた方がベストです。
しかし、部屋の広さやレイアウト上どうしても窓の付近に収納するしかない場合は、直射日光への対策を行いましょう。
極力直射日光を避けるには、まず窓へ付けるカーテンには遮光カーテンを選ぶようにしてください。特に日当たりのよい家だと、夏場は部屋の気温も上昇してしまいます。家を不在にするときは、必ずカーテンを閉めてから外出するように気を付けてください。
また最近はカーテン以外にも遮熱加工を施したブラインドやロールスクリーン、プリーツスクリーンなどを導入する家庭も増えています。これらに加えてUVカットや遮熱効果のあるフィルムやシートを窓に直接貼り付けることで、直射日光対策となるでしょう。
日焼けしてしまい本来の色では無くなってしまいます。
ついてすぐのホコリであれば払うとすぐに取れますが、長い間収納している間にホコリが積もっていくと箱などにくっついて取れにくくなってしまいます。
特に寝室や洋服のクローゼットなど、布類が多い部屋はホコリが舞いやすいため、Nゲージの保管にはおすすめできません。
またあらかじめホコリを回避するには、薄紙や不織布を利用するのがおすすめです。Nゲージや箱にかけたり包んだりすることでホコリが内部まで入り込むのを防ぐことができます。
特に足回り、台車などに埃が付着すると走行トラブルの原因に繋がりますので埃などは精密な部分に触れないよう注意が必要です。
本来はジオラマと一緒にずっと飾っておきたいNゲージですが、数が増えてくると飾る場所もなくなってきますよね。
特に車両は場所をとるうえ繊細なため、破損しないように大切に保管しておく必要があります。
また収納方法は「見せる収納」と「飾らずしまっておく収納」によっても準備するものが変わってきます。
部屋の広さや収納スペース、Nゲージの量などに合わせて自分に合った収納で整理しましょう。
Nゲージなどの鉄道模型は、「機関車用」「6両車両用」など別売りでさまざまな専用ケースが販売されています。
ボックス型をした専用ケースの中には車両が傷つかないようにウレタンなどの保護用緩衝材が敷き詰められており、ピタッとNゲージが収まるように作られています。コンパクトなので持ち運びもしやすく、破損や経年変化などの心配がなく安心・安全に収納することが可能です。
大切なNゲージのコレクションをホコリから守り、見える収納としてきれいに展示ができるコレクションケース。インテリアの一部として目に入る場所へ飾っておけるので、より趣味をたのしめるのがメリットです。
また種類が豊富にあるのも利点であり、コレクションケースの大きさはもちろん、内部の段数や奥行きなどもさまざまなので用途に適したものを探しましょう。
いろんな用途で使えるカラーボックスは、収納家具として人気の定番アイテムです。すでに「家で別の用途で使っている」という方も多いのではないでしょうか。
家具店やホームセンターなどで手に入れることができ、値段も安いので誰でも気軽に取り入れることができます。また軽いので家の中での移動もしやすく、縦に置いたり横に置いたりどちらもOKな使い勝手のよさもポイントです。
カラーボックスを部屋に置くスペースがないという場合は、押し入れやクローゼットの中に配置する収納方法も。仕切りが付いているので整理もしやすく、箱やケースに入ったNゲージを美しく収納することができます。
簡単に組み立てて設置ができる折り畳みコンテナは、物流の現場でも使われているほど作りが頑丈です。重さにも耐えられるので、Nゲージをたくさん収納して積み重ねても安心して使えるでしょう。
また色やデザインなども豊富に出回っているので、インテリアや好みに合わせて選ぶことも。段ボールなどに詰めて保管するより、見た目もすっきりとスタイリッシュに収納することができます。
使用しないときはコンパクトに畳めるので、保管のスペースにも困らないのもうれしいポイントです。
Nゲージを専用のケースや箱にしまっていても、それらを積み重ねて長時間保管していると下の方に置かれたものが重さに耐えきれず傷ついてしまう恐れがあります。
棚やラックを利用すれば積み上げても重みが分散され、Nゲージの種類やジャンルごとに分けて収納できるので整理整頓もしやすくなります。
置きたいもののサイズに合わせて、なるべくスペースに無駄がでないよう効率よく収納できるラックや棚を選ぶようにしましょう。
ホームセンターなどで購入ができる衣装ケースは安価で手に入りやすいのがメリットです。耐久性があり積み重ねての使用が可能で、たくさんのNゲージを収納することができます。
また衣装ケースは半透明のタイプが多く、わざわざ蓋を開けて確認しなくても中に入っているものが見えるので、どこに何がしまっているかすぐに探し出すことができる実用性も兼ねています。
ただし、蓋をして密閉するため通気性に欠けるデメリットも。Nゲージの収納に活用する際は除湿剤などを一緒に使用しましょう。
Nゲージを専用ケースなどにしまったとき、空き箱となって余ってしまう元の箱の存在。
意外とかさばるため、置いておくべきか、捨ててもよいものか気になる方も多いと思います。
買取業者の観点から結論を言うと、元の箱は必ず取っておくべきです。いつか買取に出すことがある際は、元の箱に戻して依頼するのがベストと言えるでしょう。
模型と元箱を別々においているという場合、そのまま買取に出すと正しいケースに入れる手間が発生し、「箱と中身が違った」なんてトラブルが発生しかねません。
元の箱が無いよりは良いですが。ケースに戻しておくと業者の手間が減るので査定額アップにつながる可能性が上がります。
今回は、Nゲージの収納方法や保管のポイントなどについてお伝えしました。収納場所がなくて困っている、という方は買取を検討するのも一つの手です。
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