2021.09.20
(更新日:2023年5月9日)
今回はソフトエアガンで有名な「東京マルイ」をご紹介致します。
目次
・1965年:会社創立
・2007年:鉄道模型ブランド「PRO Z」を発表、12月17日に約5ヶ月遅れで発売
・2021年現在:鉄道模型の生産終了およびサポート終了
噂によると、鉄道模型事業の金型など生産に必要なものは保管しているそうです。
もしかするといつか再生産されるのかもしれないですね。
東京マルイには、以下のような特徴があります。
東京マルイは、日本で3番目となる「Zゲージ」のメーカーとなりました。
Zゲージとは、鉄道模型の規格の1つであり、縮尺は約220分の1が主流となります。
Zゲージは日本では比較的マイナーな部類であり、その小型ゆえにメリット・デメリットもはっきりとしています。
メリットとしては、小型ゆえに安価な商品が多く、鉄道模型を走らせるためのレイアウトについても必要なスペースが少なくて済むので、自宅のスペースを簡単にZゲージ用のレイアウトとして活用できることが挙げられます。
デメリットとしては、小型ゆえに精密な造形が難しく、「食玩」の領域を抜けることが難しいという点が挙げられています。
後述する理由から考えて、日本製のZゲージを購入したいと考えるのであれば、東京マルイのZゲージがおすすめなのですが、生産やサポートが終了してしまっているので、手に入れるのであれば中古品となります。
東京マルイは、現在は鉄道模型事業からは遠ざかっています。
この記事をご覧になっている方の中にも「東京マルイといえば…」というイメージを持った方も多いでしょう。
東京マルイの主力商品は「エアソフトガン」であり、サバイバルゲーム関連の動画やトピックで東京マルイのメーカー名を聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
2007年から参入した鉄道模型材業ですが、東京マルイでは現在、鉄道模型に関する生産およびサポートを終了しており、鉄道模型については事業としては遠ざかっている状態であるといえます。
東京マルイの歴史についても、エアソフトガンに関する歴史についての記述がやはり多いです。
東京マルイが多くのファンを惹きつけている理由は、以下の3つが考えられます。
東京マルイの鉄道模型では、機関車を除いて全ての車輌にLED常点灯方式の室内灯が標準装備されています。
部屋を暗くして、室内LEDを点灯させたときの鉄道模型の窓から漏れる明かりは、鉄道模型の魅力を更に引き出してくれることでしょう。
また、夜間走行をモチーフにする場合であれば、室内灯の存在は欠かせません。
もちろん、手持ちの鉄道模型を改造して室内灯を取り付けることは不可能ではありませんが、相応の技術が必要になりますし、どこかのメーカーで室内灯を購入しなければならないので手間がかかってしまいます。
東京マルイの鉄道模型であれば、最初から室内灯が標準装備されているため、手間をかけることなく夜間の鉄道のリアルな雰囲気を満喫することが可能になります。
東京マルイの鉄道模型といえば「ZゲージのクオリティをNゲージまで引き上げた」ことで有名です。
小型で飾りやすく、安価で購入できるZゲージには魅力がありますが、小型ゆえに細部のクオリティに問題があり、リアルな造形を好む鉄道模型愛好家にはどうしても物足りないものとして知られていました。
しかし、東京マルイのZゲージはまるでNゲージレベルの完成度を持っており、リアルな造形を好む鉄道模型愛好家でも満足できるレベルに仕上がっています。
リアルでありながら小型であるメリットはそのままに、今でも数多くの鉄道模型愛好家によって東京マルイの鉄道模型は愛されています。
東京マルイの商品の完成度は、鉄道模型だけでなく「完成ジオラマコース」の完成度の高さも魅力として知られています。
Zゲージ用のジオラマコースは比較的小型であり、新聞紙を広げた程度のスペースがあればどこのご家庭でも気軽に飾って楽しむことができます。
ある完成ジオラマコ―スでは、全建物に照明用LEDを標準装備・取付け配線済みなので、室内灯を標準装備している東京マルイの鉄道模型を暗い部屋で走行させることによってリアルな情景を再現することが可能です。
鉄道模型を楽しむにあたってはジオラマコ―スの存在も欠かせないものであり、人気の高い東京マルイ製のジオラマコ―スは今でもマニアの間で高額で取引されている品も少なくありません。
また、東京マルイのジオラマコ―スをお持ちであれば、商品の状態次第では数万円の値が付くことも珍しくありません。取扱説明書や付属品がフルセットの場合であれば、より高額売却を狙うことも十分に可能です。