2019.12.22
(更新日:2021年9月7日)
鉄道ファンは、日本国内の鉄道以外もしっかりとチェックしている人もいます。
中には、海外まで行って、直接鉄道グッズを購入する人もいるぐらいです。 日本と親交の深い台湾でも、鉄道グッズは販売されており、日本の鉄道ファンからも高い人気があります。
果たしてどんな鉄道グッズがあるのでしょうか。
台湾国内を移動する際には、鉄道や高速バスなどが一般的ですが、中でも鉄道は交通網が発達しており、非常に便利です。
そして台湾高速鉄道、通称台湾高鉄は、日本の新幹線と似ている車両もあり、日本人にとっても非常に馴染みやすい鉄道となっております。
そもそもが、日本の鉄道会社の協力のもとに作られているため、似ているのは当たり前かもしれません。
↑台湾高速鉄道700T
↑JR東海700系
JR東海の700系新幹線とどことなく似ている雰囲気を感じませんか?それもそのはず700系新幹線をベースに日本の車両メーカーが製造を担当をしました。
日本で走っている鉄道が台湾でも走っているのを見ると、鉄道ファンの方は思わず感動してしまうのではないでしょうか。
台湾高鉄は、正式には台湾高速鐵路という名称であり、略して高鐵(ガオティエ)と呼ばれています。 台湾第一都市の台北と高雄を結ぶ都市間高速鉄道であり、最速1時間40分ほどで着きます。
実は、ここで使われている車両が、日本の新幹線技術が初めて海外に輸出したものです。 台湾新幹線とも呼ばれており、新幹線と同じように各列車の停車駅に違いがあるようです。
台北、板橋、台中、台南、左営の5駅は、どの車両も停まりますが、あとは車両タイプによって停まる駅と停まらない駅で分かれているようです。
ちなみに、停車駅の少ない列車は、「直通車」と呼ばれています。台湾国内を移動するのであれば、おそらくほとんどの人がお世話になるのが台湾高鉄です。 現地で日本の新幹線と同じような車両に乗ることができるのは、また格別な気分を味わえることでしょう。
台湾でも、鉄道ファンから人気の高い鉄道グッズですが、どんなものが売られているのでしょうか。
やはり、人気のあるのが鉄道模型です。当然、台湾の電車の模型なので、日本では手に入らないものばかりです。
多くは、HOゲージかNゲージの模型なので、この辺も日本と似ているでしょう。他にも、チョロQタイプのミニチュア玩具もあるので、お子様でも欲しいと思う商品があるでしょう。
また、サンリオキャラクターやドラえもんとのコラボ商品なども売っています。 絵葉書や文房具、ハンカチ、パスケースなどがあり、お土産にもぴったりの鉄道グッズもあります。 また、台湾の駅の中には、記念商品の自動販売機もあります。 記念商品の中にはめったに手に入らない物もありますので、自動販売機を見つけたら、思わず買ってしまうかもしれませんね。
3、台湾の鉄道グッズが手に入る場所は? 台湾では、どこで鉄道グッズを手に入れることができるのでしょうか。ご紹介したいのが、台北駅の中にある「台湾鐡道故事館」です。
鉄道模型から、台湾の文化や歴史を感じる雑貨など、さまざまなものを扱っており、台湾に来たら鉄道ファンだけではなく、一度は顔を出しておきたいところです。
台北車站の1階に広いフロアがあり、東1門のすぐ横にお店はあります。 このお店、2001年に鉄道グッズショップ「台鉄本舗」としてオープンし、その後は各地に店舗を増やして営業を続けていました。
そして2013年に、この地に「台湾鐡道故事館・台北微風支店」として復活したという経緯があります。
店内には日本語でもメッセージが書かれており、現地の言葉が分からなくても、鉄道愛を確かめることができます。
販売しているのは、台湾の鉄道グッズであり、台湾の鉄道の模型やミニシリーズもあります。
また駅で利用されているハンコのコーナーがあったり、スタンプ帳もあります。 そしてお土産に最適なボールペンや絵葉書なんかも販売しています。
台湾には日本統治時代にヒノキ材を運搬する目的で建設された阿里山森林鉄道やJR東日本所属583系が台湾鉄路管理局の鉄道工場「台北機廠」に譲渡されるなど日本の鉄道文化と台湾の鉄道の文化が調和する関係にあります。
台湾と日本の鉄道が今後も友好な関係でより良い鉄道の歴史を創っていけるようにしていきたいですね。