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2000系2011号の解体に伴い思うこと

雑学・小ネタ

(更新日:2021年9月7日)

2000系2011号の解体

2019年のクリスマスに2000系2011号が解体されました。形あるものはいつか解体される運命にありますが、形が崩れるシーンはなんと言えない虚無感があります。

https://2nd-train.net/topics/article/26075/ ←2nd-train.net様の記事 フロントガラスに思いっきり重機の爪が突き刺さり車両としての運命を終えようとしています。ただ、よく見るとライトや方向幕は外されているので、鉄とは異なる方法で処分されたか、もしくは販売用部品として取られたのか気になるところであります。

また、他の部品もある程度取られていると思うので、その部位はどこか?もし販売される場合いつどこで、どのように販売されるのかも気になりますね。あと値段も。

走行シーンとはまた違う感情が沸きあがる。

鉄道部品の買取り販売をしていると必ず付いてくるのが解体です。

更新部品を鉄道会社の修理工場で販売するイベントはありますが、解体した車両から出る鉄道部品は好きな車両の一部が手に入る一方で好きな車両が解体されてしまったと言う見方もできる訳です。

なので、私も個人的に好きなEF200形電気機関車部品が市場に出回る事は好きな車両の一部が自分のモノになると同時に東海道線を元気に貨物列車を牽引する事はもう無いんだと、しみじみとした気持ちになります。

2000系の場合、方向幕は回送や臨時など、どの幕にも入っているモノ以外に「南風」「しまんと」「しおかぜ」「あしずり」「うずしお」「宇和海」「いしづち」などの幕があるはずなので、幕にも興味があります。

やはり方向幕の魅力は普段ほぼほぼ見る事の無い幕が見えると面白いですね。逆によく使われる幕は日焼けして色落ちしているのも、方向幕あるあるです。

2000系の思い出

2000系の活躍の舞台は四国で、愛知県育ちの私は昔から慣れ親しんだ車両ではありませんが、幼い頃電車の本で、四国にはこんな車両が走っているんだと感じていた思い出があります。

なので今回のニュースは他人事と思えず悲しい気持ちの反面、解体されてしまう事の興味に複雑な気持ちです。

まとめ

引退した車両は廃車解体、博物館展示、クラウドファンディングなどで活躍した地方で展示される、海外へ譲渡される、地方私鉄などで第二の人生を送るなど様々な引退後の生活があります。

鉄道部品を扱うモノとしては廃車解体をされ、その部品が市場に出回る事が商売にも繋がる訳ですが、好きでこの仕事をしている事と廃車解体はとても複雑な気持ちになります。

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