2021.12.12
(更新日:2022年2月16日)
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兵庫県は日本海と瀬戸内海に面しており、全国の中でも12番目に大きい都道府県です。北部は山陰方面へのアクセスルートとなっており、南部は山陽方面に繋がっています。
兵庫県は古くから「西日本の回廊」と呼ばれ、交通の要衝としての役割を担ってきました。JRの他にも数々の私鉄があり、地域によってはこちらの印象の方が強いかもしれません。
特に神戸や姫路といった県南の地域に私鉄沿線が集まっています。逆に県北の方はあまり私鉄は走っておらず、JRの路線が主要な鉄道となっています。特に日本海側は山陰本線もしくは『北近畿タンゴ鉄道』の宮津線が通っているのみです。
しかし日本海側の鉄道も歴史が古く、かつては東洋随一の橋梁として知られた余部鉄橋もありました。こちらは鉄道に詳しい人の中でもかなり知名度の高い橋梁ではないでしょうか。
現在では余部地区の季節を感じられるスペースとして展望台などが設けられておりますが、1986年12月に突風による車両転落事故が発生。40メートル下にあった水産加工会社を直撃し加工会社で働く従業員と乗務員が亡くなる痛ましい事故が起きてしまった地でもあります。
余部鉄橋は約100年間山陰本線の運行を支え、2010年に運用を終了しました。そのため現在の余部鉄橋は2代目となります。
以前と形は変わってしまいましたが餘部駅の裏山には展望所が設けられており、日本海側の眺めも健在です。『ライブカメラ』が設置されているので、興味のある方は余部の季節感をぜひ味わってみてください。
翻って南部の鉄道だと知名度では『阪神電車』・『阪急電鉄』が二大巨頭でしょうか。神戸でも主に六甲の山側を阪急、海側を阪神の路線がそれぞれ走っています。
ざっくりとした印象でお伝えすると阪急は「高級なイメージ」大して阪神は「庶民的」といったイメージです。ただし阪急の元々の名前は「阪神急行」
つまり先行して開業していた阪神電車の名前を拝借してるわけですね。
阪急の開業は1907年。創業者の小林一三は日本有数の実業家としても有名ですよね。阪急グループは宝塚歌劇団の運営にも携わっており、この辺りからも高級志向が伺えます。
阪急電車といえば『マルーンカラー』と呼ばれる車体の色が特徴的です。マルーンの語源はマロンから来ているとのことですが、小豆色・チョコレート色とも評される独特な色をしています。
こちらは開業以来の伝統色であり窓枠の銀色も相まって、レトロで上品な雰囲気を醸し出していますよね。車体の色が統一されているのは特急・急行・普通などの列車種別で差別化を行わないためだそう。
こだわりの色合いは専用の塗料を4層に重ねて生み出しているらしいですよ。
もちろん県北部にも特徴的な車両は存在します。それがシーズン限定で運行している「かにカニはまかぜ号」です。
こちらはJR西日本から販売されているツアーに連動して土日・祝日を中心に運行している臨時特急となります。
期間はカニのシーズンを迎える11月から3月にかけて、運転区間は大阪から浜坂まで。全座席指定という贅沢な列車です。城崎には有名な『城崎温泉』もありますし、寒さが増すこれからの季節にピッタリの旅行プランとなります。
兵庫の鉄道を楽しみ尽くすなら県南だけでなく、北部まで足を伸ばしてみるのはいかがでしょうか。