2021.12.17
(更新日:2022年2月16日)
近畿エリアと言えば私鉄王国ですね。子供の頃は名前が覚えられず難義をした記憶があります。
大人になってだいぶわかるようになりましたが、乗りなれていないと私鉄同士の乗り換えは緊張します。
そんな近畿エリアの方から鉄道模型・鉄道部品の買取りをおこなわせて頂きますので是非ご依頼下さい。
鉄道のみで月間2000点以上の買取・販売実績を元に査定をさせて頂きます。
目次
近畿エリアは、俗に私鉄王国と呼ばれるほど私鉄会社が多くある地域です。
近畿日本鉄道・阪急電鉄・阪神電気鉄道・京阪電気鉄道・南海電気鉄道の大手私鉄5社に加え。
山陽電気鉄道・神戸高速鉄道・北大阪急行電鉄・泉北高速鉄道の準大手私鉄4社他にも
能勢電鉄・神戸電鉄・大阪モノレール・阪堺電気鉄道・水間鉄道・和歌山電鐵・紀州鉄道・京福電気鉄道・叡山電鉄・比叡山鉄道・近江鉄道・北条鉄道・信楽高原鐵道・京都丹後鉄道。。
といった中小私鉄も合わせると、23社もの私鉄が走っていることになります。
他の地域と比べても、かなり特異なエリアだということが言えるのではないでしょうか。関西においては大手私鉄やその路線のことを「◯◯電車」と呼ぶことが一般的となっています。
たとえば阪急電鉄は「阪急電車」、阪神電気鉄道なら「阪神電車」といった風に故障されることが多いです。
私鉄が地域の方々からも愛されていることがよく分かりますよね。特に京阪電気鉄道はCMの影響から「おけいはん」と呼ばれることも多いです。
他に関西私鉄の特徴として、12社が標準軌を採用している点が挙げられます。関東では私鉄でもJRと同じ狭軌を採用しているところが多いので、これは関西私鉄の特徴的な部分だということが言えるでしょう。
実はこれは、関西私鉄の多くが元々路面電車だったことが原因となっています。こういった部分からも関西私鉄の歴史の長さが感じられます。
関西の鉄道は他の地域と比べて、非常に個性豊かです。まず車両も東京の鉄道車両と比較してカラフルな印象があります。東京の鉄道車両は無塗装のステンレス車体が多数を占めており、路線によっては帯の色だけが違うといったものが多いです。
ですが関西では全体を塗装した車両がまだまだ多数あります。特に関西5大私鉄の中でも阪急・京阪・近鉄の3社では、今も全ての車両が塗装されています。中でも阪急電車のマルーンカラーは全国的にも有名なのではないかと思います。
しかし現在走っている阪急の車両は大半が錆びにくいアルミニウム合金製。本来なら全体を塗装する必要はないのですが、阪急のイメージを守るためにあえて今も塗装を続けているそうです。
そしてJRも私鉄には負けていません。首都圏ではすでに引退している103系や201系電車も、関西ではまだまだ現役で走っています。
関西には奈良時代からの長い歴史があるので、なるべく古いものを長く使い続けるといった傾向があるのかもしれませんね。
そのほかに関西の電車は車内にも特徴があります。JRの快速や新快速列車は、ほぼ全てがクロスシートになっています。
クロスシートなら進行方向に座席を転換できるため、快適に移動できると好評なようです。そして京阪電鉄ではなんと運賃のみで2階建て車両に乗れちゃいます。
ちょっとした旅行気分が気軽に味わえ、子供にも大人気の車両です。このように関西には多種多様な車両が揃っているので、電車好きな方はぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。