2021.11.13
(更新日:2022年2月16日)
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目次
大分県は九州の東側にあるため、九州新幹線が通る西側と違い、在来線が主流となっています。
大分県の在来線は主要都市を通る日豊本線が中心となり、久大本線、豊肥本線、日田彦山線の4路線があります。
JR以外の鉄道会社がなく、私鉄や第三セクターも存在しません。今回は日豊本線を中心に大分県の鉄道の歴史をみていきます。
九州の東側にある大分県は、小倉駅から日豊本線の特急が多いです。
それ以外には、熊本から豊肥本線を通るルートもありますが、山岳路線のため、線形も悪いのが特徴です。
大分県の主となる鉄道路線の歴史を見ていきます。
大分県の主要ルートとなっている日豊本線。
特急列車は多く走り、大分駅を境に南北で本数の違いがあります。
1895年に小倉駅と行橋駅間が最初に開業し、1897年にやっと大分県の長洲駅までつながります。
その後、1911年に県庁所在地の大分駅までつながり、1915年に大分県南部の都市、臼杵駅まで開業。
1923年に日豊本線最大の難所と言われる宗次郎峠を超えて、南の宮崎県までつながり全線が開業となりました。
久大本線は大分駅から久留米駅までを結ぶ路線です。
その中で、大分駅から夜明駅までが大分県となっています。
博多駅から大分駅までは久留米を経由して久大本線経由の方が距離は短いですが、日豊本線より線形が悪いため、所要時間もかかり、直通特急も運行されていますが、一般的なルートとはなっていません。
1915年に大湯鉄道として大分市駅と小野屋駅間が開業します。
その後、徐々に大分側と福岡県側から延伸をして、1934年に最後まで残っていた日田駅と天ケ瀬駅間の開通で全線の開業となりました。
大分県の車両は県内独自の車両は少ないです。
しかしながら、日豊本線の「ソニック」と「ゆふいんの森」は大分県を代表する車両と言っても過言ではありません。
日豊本線の特急の歴史はとても興味深い内容となっています。
1958年博多と別府を日豊本線経由で走る臨時急行列車を「ひかり」として運行しました。
その後、日豊本線を走る準急・急行などに「青島」・「べっぷ」など日豊本線と関わりがある地名の名前が名付けられます。
当時は日豊本線も寝台特急が多く走り、大分を通り日豊本線経由で宮崎・鹿児島行きが多くありました。
その後、1968年日豊本線の特急は現在走る特急の名前でもある「にちりん」が使われ、1997年に大分止まりの特急を「ソニック」に統一しました。
1968年のキハ80系気動車から始まり、583系、485系、783系が過去に使用され、現在は1995年に登場した883系と、2001年に登場した885系が「ソニック」車両として使われています。
久大本線は現在も電化されていないため、気動車の運用となっています。
現在は特急「ゆふ」と「ゆふいんの森」が走り、「ゆふいんの森」は全席指定のキハ71系の専用車両が使用されています。
過去には「ゆふDX」としてキハ183系が利用されていましたが、現在は運用されていません。
特急「ゆふ」は過去にキハ57系が使用されていましたが、現在はキハ181系が使用されています。
「ゆふ」と「ゆふいんの森」の場合、指定席は同じ料金なので、「ゆふいんの森」に乗る方が座席のグレードもよく人気があります。
今回は大分県の鉄道の歴史を紹介しました。
大分県は福岡県の下ということもあり、特急でのアクセスがしやすい県でもあります。
また、「ソニック」と「ゆふいんの森」は人気の特急であり、現在も人気です。皆さんも大分県へ旅してみてはどうでしょうか。
ぜひ、大分県へ鉄道の写真を撮りに行ったり、乗りに行ったら新たな大分県の発見もあると思いますよ。