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Nゲージの対象は何歳から?始める際の注意点と準備するべきもの

雑学・小ネタ

(更新日:2023年11月17日)

Nゲージの対象は何歳から?始める際の注意点と準備するべきもの

Nゲージは細緻なディティールと迫力ある走行が楽しめる鉄道模型ですが、対象年齢は何歳からなのでしょうか?

今回はNゲージの特徴を踏まえながら、対象年齢や遊ぶために最初に準備するものなどについて具体例をあげながらご紹介します。

Nゲージは何歳からが対象?

市販されているNゲージに対象年齢はあるのでしょうか。

日本でNゲージを販売しているメーカーの対象年齢には「8歳」や「15歳」などがあり、メーカーごとに基準を設け推奨しているようです。

この対象年齢は、8歳になったら使えるとか、15歳にならないと楽しめないというものではなく、「遊ぶことができる方法や順序が理解できる年齢の8歳」や「価値をわかって1人でも安全に扱うことができる年齢の15歳」というように、何を基準に楽しむかの違いであると思われます。

Nゲージは市場に多く普及している鉄道模型の中でも価格が高く、部品や色彩の再現性に優れた非常に細緻なものです。また、走行の際にレールに電気(直流電流)を供給して車両のモーターを動かすため、ショートや感電の恐れがあり危険も伴います。

こうしたことから、どのメーカーでも、まずは安全に扱うことができる年齢を対象年齢とし、取り扱い方によって生じる危険性を理解した上でNゲージのリアルさや走行の迫力を楽しんで欲しいと考えられています。

Nゲージは何歳からが対象?

Nゲージを大人と一緒に楽しむなら何歳から?

Nゲージの対象年齢はメーカーでは定められているものの、安全に大人と楽しめれば何歳からでもその世界観に触れて良いと考えます。では、大人と一緒に楽しむなら何歳からが適切なのでしょうか?

一般的に大人とNゲージを楽しむ対象年齢に関しては決まっていませんが、鉄道本舗では3歳あたりからでも楽しめると考えます。

ただし、Nゲージの組み立ての際に金属部分や素手で触ると怪我をするような箇所が多くあるため、基本的には大人がレールへの車両の設置までを行うのであれば、一緒に走行を見たり車両を触ったりして楽しむ分には問題ないと思います。

そのほかの注意点としては、樹脂製の車両玩具のように手で車両をつかんでレールの上を走らせるような遊びはNゲージでは想定していないため、大人が車両やレールの取り扱いには十分注意し、お子様の性格や仕組みの理解度を踏まえて触れさせると良いでしょう。

特に幼いお子様が遊ぶ場合は細かいパーツの誤飲に注意が必要なほか、パンタグラフや手すりといった超精密につくられたパーツの破損なども考えられるので、可能であれば大人の方と一緒に楽しむことをおすすめします。

Nゲージを1人で楽しむなら何歳から?

では、Nゲージを1人で楽しむなら何歳からが適切なのでしょうか?

Nゲージの模型が精緻であり、ある程度破損してしまうことを前提で1人で遊ぶ場合には6歳程度からが楽しめる年齢であると考えます。

理由としては、6歳(小学校1年生)になると、ここを触ると危険、ここを激しくぶつけると壊れるなどの仕組みの理解や危険に関する推測ができるようになるためです。

しかし、レールへの車両の設置や電源の入り切りに関しては大人が行うか、きちんと見守って感電などの事故を防ぐことができるようにする必要があります。

特にレールには電流が流れている状態です。ドライバーの先端や鉄製のおもちゃなどが触れてしまうとショートする恐れもあるため、レール廻りをきちんと整理整頓しておく必要があります。

よって、1人で遊ばせる場合は、部屋が散らかっていない状態で車両を走らせることや設置から片付けまでをきちんと声を出して手順を確認するなど、決まりごとをつくっておくことがポイントです。

Nゲージの価値を理解して楽しむなら何歳から?

Nゲージの価値を理解して楽しむなら何歳からが適切なのでしょうか?

Nゲージはさまざまなパーツや金属製の鋭利なパーツなどで構成されている非常に繊細なホビー用品ですので、子どもが片手で持って床を走らせたり、レールに乗せて手で押したりするような遊び方は想定していません

よって、前述した注意しながら安全に取り扱える6歳程度からが、大切に扱うべきものという価値が伝わるのではないかと考えます。

無理矢理、子どもの内から難しい価値を理解させるよりも、「ここがカッコいい」「本物そっくりだよね」などと大人と子どもが一緒に分かりやすい魅力を共有しながら楽しんで行けば、自然とNゲージへの愛着を深めてくれるのではないでしょうか。

Nゲージの価値を理解して楽しむなら何歳から?

Nゲージを始めるなら何歳からでも注意すべきこと

では、Nゲージを始める際の注意点はどのようなことがあるのかを具体的にご紹介します。

感電

まず、何歳からでもNゲージの扱いで注意しなければならないのが感電です。

どのメーカーもレールには電流がコンセントを介して流れています。パワーユニットなどの制御機器とレールの取り付け順序を間違ってしまうと感電の恐れもあります。

よって、説明書通りに線路の接続やフィーダー線路の取り付けを行い、丁寧にリレーラーを使って車両をレールに乗せるなど、安全に遊ぶための手順はしっかり守る必要があります。

取扱(細かいディティールの破損)

Nゲージは車輪の駆動機構や車両特有の意匠(フロントや窓廻り)などが非常に細緻な部品で構成されています。

よって、レールの上を走行させる遊びや触ったり眺めたりする以外の激しい衝撃が生じる遊びは破損リスクがあるため不向きです。

また、パンタグラフやワイパーなどは非常に細い部材でできているため、どこかにぶつけたり車両を振り回したりしてしまうと部品が外れてしまう可能性があるので丁寧に扱う必要があります。

何歳からでも押さえたい!Nゲージを始める前の準備

ここまではNゲージの特徴や対象年齢、その保管場所などをご説明しました。

最後に、Nゲージを始める前の準備はどのようなものがあるか具体例をあげてご紹介します。

最低限の知識

まずはある程度、車両の基礎知識を持っておく必要があります。

もちろん、車両がかっこいいといった直感や、乗ったことがあるなどの経験がNゲージを始めるきっかけであるのはとてもいいことですが、Nゲージを所有するにあたり、車両のデザインや色、他にないディティールなどを詳しくネットや専門誌などで情報収集しておくと、どれだけ再現されているかが分かり、ますます興味が持てると思います。

車両ごとにデザインに特徴があり、その車両がいつどこで走っていたかを調べると当時の走行の様子がイメージできて、Nゲージへの愛着が増すのではないでしょうか。

中古品でOK

まずは、中古品をGETして沢山車両に触れて、走行させて遊んでみることが大切です。

新品を購入してしまうと、傷や汚れを気にして満足に触れなかったり走行させられなかったりします。それではNゲージの楽しみ方も半減してしまうため、好きな車両の中古品やセットもの、スターターキットなどから始めて、自分でレイアウトを設計する楽しさなどを発見するのがおすすめです。

レールの基本的な敷き方

Nゲージの醍醐味は、自分の好きなリアルな車両を自身の好きなように走行させることができる点にあります。

Nゲージには道床付きレールとフレキシブルレールがあります。道床付きレールは文字の通り線路沿いの道床に予めレールが固定されており、それらをつなげるだけでレイアウトできるものです。

現在普及している大手メーカーのレールであれば、どれを使用してもNゲージは走行できます。どのレールも道床部のバラスト(砂利など)表現がリアルであり、容易につなげて走行を楽しむことができます。

一方、フレキシブルレールは、前記した道床付きレールとは異なり、自身で制作したジオラマや線路形状、起伏に合わせてレールを配置することができます。

しかし、フレキシブルレールを取り付ける場合は、線路位置を決めて精緻にカットし、ジオラマに固定して接続した後バラストを敷く必要があります。なかなか手間が掛かるため、こちらはNゲージを始めたばかりの初心者には不向きと考えます。

ですので、最初のうちは何歳からでも楽しめるフレキシブルレールを準備することをおすすめします。

置き場所・保管環境

何歳からでも押さえたい!Nゲージを始める前の準備

Nゲージの置き場所や保管環境を準備することも非常に重要です。

Nゲージの車両本体は非常に細かい造りでできており、埃やごみが詰まりやすいため、透明のプラスチックやアクリルのケースに入れてできる限り埃や水分が付着しないように保管することをおすすめします。

このように車両をケースで覆うことで、家の中の家具や荷物が直接当たり破損するリスクを減らすことができます。

また、Nゲージのレールや添景を含んだジオラマを所有している方は、テーブル一つ分や畳1畳分ぐらいスペースを取られるため、保管場所に困ることも少なくありません。そういった場合は、まとまったスペースとして、Nゲージのジオラマのために部屋を一つ確保する以外にも、ベッドの下やロフトの上に保管するなどで工夫している方が多いようです。

せっかくなら日常生活の中で眺められる場所に保管するのが良いのですが、ジオラマ全体を保管できない方は、車両とレールの一部を机の上や棚に置いて目で楽しむ方法もあります。

▼狭い部屋でもOK!Nゲージの置き場や収納のコツをご紹介しています。

狭い部屋でもNゲージを楽しみたい! 設置や収納の工夫ポイントは?

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今回は、Nゲージは何歳から楽しめるかという対象年齢について解説しました。

Nゲージはとてもリアルなつくりで、子どもから大人まで楽しむことができるホビーです。リアルであるが故に部品が細かかったり、走行の際に電気を使ったりするため、子どもの誤飲や感電などの安全に大人が配慮すれば、何歳からでも楽しめるかと思います。

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