2021.12.18
(更新日:2022年2月16日)
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愛媛県も出張買取りにお伺いさせて頂きますのでお気軽にお問い合わせ下さい。※量が少ない場合はご希望に添えない場合もございますのでご了承下さい。
目次
四国の中でも左上にある愛媛県。愛媛県の中心松山駅を起点に特急電車が運転されています。また、予讃線は電化されているため、四国の中でも特急電車が運行されている県です。
愛媛県の鉄道の歴史と特急の移り変わりをみていきます。
四国で最初の鉄道は1888年(明治21年)に松山駅(現松山市)と三津駅間で伊予鉄道の開業から始まります。現在では鉄道路線に路面電車が松山市周辺に走り、多くの人が利用する愛媛県の鉄道会社となっています。
また、伊予鉄道は現在ある民鉄の中で2番目に歴史が古い鉄道会社です。
愛媛県で最初となるJR四国の路線が開業したのは大正時代です。1916年(大正5年)に高松から続いていた予讃線が観音寺駅と川之江駅間が開業します。
以降、新居浜・今治駅と延長して1927年(昭和2年)に松山駅まで繋がります。
松山駅と宇和島駅間は松山駅からではなく中から双方へ向かう形で繋がっていきます。まず、1918年(大正7年)に長浜町駅(現在の伊予長浜駅)と大洲駅(現在の伊予大洲駅)間が開業します。
その後、1941年の北宇和島駅と卯之町駅間の開業により、宇和島駅と高松駅間がつながり、予讃線が一本になります。
ちなみに1986年に予讃線の向井原駅と内子駅間、内子線の新谷駅と伊予大洲駅間の開業により特急電車は海側から短絡線の内子線経由へ変更となりました。
JR四国では特急が発着する岡山駅と各都市を結ぶ特急は愛媛県以外は非電化区間を通るため気動車での運転となっています。
しかし、予讃線では平成に入り伊予市まで電化。現在では松山駅と岡山駅・高松駅を結ぶ列車は特急電車となっています。
1947年、高知駅と高松駅を結ぶ特急と同様に松山駅へ行く特急「しおかぜ」が誕生します。
当時は電化もされておらず、四国では一般的だったキハ181系気動車ということもあり、高松駅と宇和島駅を4時間35分で結んでいました。
JR四国は1990年に制御付き自然振子式を搭載している2000系気動車を予讃線に登場させ、岡山ー松山間の所要時間を短縮させます。
しかしながら、1993年には伊予市までの電化されたことにより、2000系気動車はほとんどが特急電車へ置き換えられます。
1993年JR四国で初の特急電車として8000系特急がデビューします。流線型車両は速さをイメージさせ、最高速度は130キロ。振り子型車両でありながら乗り心地も良く、気動車と違って車内が静かなのも特徴です。
デビュー当時はJR四国で初めての特急電車でしたが、今ではJR四国の顔ともなっています。
8000系の誕生から20年以上経った、2014年後続車として8600系がデビューします。この電車の特徴は振り子型でも空気ばね式車体傾斜方式を採用して、より快適な乗り心地を実現させています。
また、8000系では流線型先頭車を採用しているため、一部車両では連結ができませんでしたが、8600系では全ての先頭車が連結できるため、連結・切り離しもしやすい特急車両となっています。
愛媛県の鉄道と特急しおかぜの歴史を紹介しました。愛媛県内を走る予讃線は瀬戸内海に宇和海と海沿いを走るため、景色もとてもいい路線です。
この記事を読んで愛媛の鉄道と鉄道車両の旅へ行ってみてはどうでしょうか。