2021.12.23
(更新日:2022年2月16日)
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目次
中国地方の中心となっている広島県。山陽本線を中心に海側の呉線・中国山地を走る芸備線を始め、福塩線・木次線といった路線があります。
また、日本の都道府県の中でも在来線特急がない県です。今回は山陽本線を中心に広島県の鉄道の歴史をみていきます。
山陽本線で広島県内は大門と大竹駅間となっています。1891年山陽本線は笠岡駅と福山駅間が開業し、神戸から西へ延長して広島県へ伸びていきます。
1894年に糸崎と広島駅間が開通し、広島の中心部まで山陽本線が開通。その後、1897年広島と徳山間が開通して広島県内は一本につながります。
1903年に海田市と呉駅間が開業し、東側の三原からは1930年須波駅まで開業します。その後、次第に延長を続け、1935年に呉と広駅間が開通し、同年に広と三津内海駅間の開業で全ての区間が開通となります。
呉線は東洋一の軍港と言われていた呉市があり、元々や軍事用の役割が高かったが、現在では瀬戸内海を見れるローカル線として多くの人が利用する路線です。
広島県の北側は中国山地となっているため、都市の多くは瀬戸内海側にあります。
その中でも。芸備線は四国山地内を走る路線です。1915年に東広島と志和地駅間で開通し、その後延長して1936年小奴可と備後落合駅の間が開通し、全線開通となります。
中国山地を走るため、現在も高速化されておらず、普通電車のみの運転となっています。また、芸備線は山岳路線ということで建設時に死亡事故なども起こりました。
山陽新幹線開業前は特急電車を始めブルートレインなどが運行され、広島駅も特急電車で賑わっていました。
キハ82系など電化前は多くの気動車も山陽本線を走り、電化後は151系といった特急電車も走っていました。当時は九州方面へ行くブルートレインも多く、山陽本線は、ブルートレインの黄金期となっていたことでしょう。
しかし、現在では山陽新幹線の開業により現在では特急列車が走らない県となってしまいました。
広島駅近郊は特急列車がない代わりに、227系の通勤型車両を中国地方の中で早い時期に導入されています。227系導入前は103系をはじめとして、105系・113系や115系が運転されていました。
現在では227系に統一されていますが、広島東洋カープやサンプレッチェ広島といった、スポーツチームをイメージしたラッピング車両も。113系・115系は広島県内の末端部では、現在も運転されています。
2005年に快速列車として運転され、瀬戸内マリンビュー号が同年運転を開始しました。
その後、全車グリーン車としてetSETOra(エトセトラ)2020年より運行を開始しています。使用車両はキハ47系を改造して運行。瀬戸内海を車窓から見れると人気です。
広島県の鉄道の歴史を紹介しました。山陽新幹線開業により、広島県の特急電車はありませんが、通勤が電車は最新型の車両が運行されているのも特徴です。
また、中国山地を走る在来線はいまだに国鉄車両が走っています。みなさんもゆったりと電車旅ができる広島県で歴史を感じてみてはどうでしょうか。