2022.02.19
(更新日:2022年2月18日)
鉄道本舗では関東エリアにも宅配買取り・出張買取りを伺いさせて頂きますのでお気軽にお問い合わせください。※お売り頂く商品の量が少ない場合は出張買取りの対応が出来ない場合もありますのでその際はご了承下さい。
関東エリアに関する買取実績
明治政府は、東京と京都を結ぶ路線、東京と横浜間、京都と神戸間、琵琶湖畔から敦賀までの4路線の鉄道を建設することを1869(明治2)年に決定しました。
そして、日本で最初の鉄道が開通したのは1872(明治5)年9月の「新橋駅」ー「横浜駅」間です。
その後は、政府の財政難などもあり、鉄道建設は難航し、東海道線が全線開通したのは1889(明治22)年9月と決定から20年後です。
明治20年代に入ると、1881(明治14)年に設立された日本鉄道株式会社を皮切りに、全国各地に私設鉄道が多数建設され私鉄建設ブームが訪れます。
日本鉄道株式会社は、1883(明治16)年に最初の区間である「上野駅」ー「熊谷駅」間を開業し、1891(明治24)年に、現在の東北本線全線(上野ー青森間)にあたる路線を開業しています。
関東エリアの大手私鉄で最も歴史の古いのは、1897(明治30)年に設立された「東武鉄道」で、1899(明治32)年に最初の路線で、現在の伊勢崎線となる「北千住駅」ー「久喜駅」間を開業しました。
その前の1889(明治22)年には「甲武鉄道(現在の中央線)」が「新宿駅」ー 「 八王子駅」間を開業。
1894(明治27)年には甲武鉄道の子会社である「川越鉄道」が、現在の西武国分寺線にあたる川越鉄道川越線「国分寺駅」ー「 久米川(仮)駅」を開業しています。これが西武鉄道で最も古い路線です。
関東エリアで活躍した鉄道の車両をご紹介致します。
「1号機関車」は、1872(明治5)年の日本最初の鉄道開業の際に、イギリスから輸入された蒸気機関車10両のうち、一番最初に日本に到着した車両です。
「横浜駅」ー「新橋駅」間で約8年間使用された後に、東海道線神戸地区に転用されています。現在は、国の重要文化財(歴史資料)に指定され、埼玉県の「鉄道博物館」に展示されています。
なお、新橋駅前のSL広場に展示されているC11形蒸気機関車は、姫路機関区に所属して中国地方を走っていた車両で、東京周辺では走ったことはありません。
「103系電車」は、国鉄の通勤形電車として1963(昭和38)年から1984(昭和59)年まで、21年間にわたって製造された電車車両です。
1964(昭和39)年5月からウグイス色の車両が山手線に、1965(昭和40)年からはスカイブルーの車両が京浜東北線に、1967(昭和42)年からはエメラルドグリーンの車両が常磐線に配置されています。
それ以降は通勤用の標準車両として多く製造され、首都圏の通勤輸送を支えました。
「東武100系電車」は、東武鉄道の特急「きぬ」「けごん」「スペーシアきぬがわ」「スペーシア日光」として1990(平成2)年から運用されている車両です。
通商産業省グッドデザイン商品(現在の日本産業デザイン振興会グッドデザイン賞)に選定されています。
「スペーシア(SPACIA)」に愛称がつけられていていますが、これは一般公募されたものです。