2021.11.10
(更新日:2022年2月16日)
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目次
熊本県は熊本駅を中心に九州新幹線、鹿児島本線、豊肥本線、肥薩線、三角線が運行されています。
また、熊本市内は路面電車や南阿蘇鉄道、前の鹿児島本線となっている第三セクターの肥薩おれんじ鉄道もあり、 JR以外の路線も多くあります。
今回はJR線を中心に取り上げていきます。
まずは熊本県のJR路線を中心に路線の歴史を紹介していきます。
いくつか路線がありますが、豊肥本線と肥薩線を主に取り上げていきます。
九州の中でも縦に伸びる路線は多くありますが、横に伸びる路線は少なく、豊肥本線は数少ない九州横断路線として熊本県と大分県を結んでいます。
1914年に熊本県側の熊本駅と肥後大津駅間が開業します。
その後、1918年までに宮地駅まで開業しますが、周囲は阿蘇山にも近いことや熊本と大分県境の山が厳しいことで、1928年の宮地駅と玉来駅間が開業するまで全線開業には時間がかかってしまいます。
豊肥本線沿線には阿蘇もあり、現在では観光路線として、特急列車も運行されています。
肥薩線は熊本から鹿児島県へ向かう唯一のJR路線となっています。
九州新幹線開業により、鹿児島本線は八代から南は肥薩おれんじ鉄道となり、熊本からJRの在来線を使って青春18きっぷなどを使って南北を行き来する場合は肥薩線経由となります。
肥薩本線は鹿児島側から建設され、1908年に八代駅と人吉駅間が開業。1909年に人吉駅と吉松駅間が開業し、全通となりました。
また、鹿児島本線は1927年の川内経由が繋がる前は肥薩線が鹿児島本線として門司港と鹿児島駅を結んでいました。
熊本県を走る特急車両は九州新幹線開業前なら、博多〜鹿児島を走る特急列車が多く運行されていましたが、現在では見ることがありません。
その点、新幹線ではアクセスができない山側や九州横断ルートでは特急列車も運行されています。
熊本県の主な車両について取り上げていきます。
熊本県を走る特急というと、「あそぼーい」を思い出す方も多いでしょう。
現在は九州横断特急としてキハ185系で運行しています。
その歴史は1954年にキハ58、キハ65系で運転されていた快速「火の山」から始まり、急行として運行を経て、1992年よりキハ185系特急「あそ」として運行されます。
それと同時に1988年から2010年まで観光列車として「あそぼーい」が運行され、一度は廃止されますが、2011年に復活。
現在も「あそぼーい」は臨時列車としてキハ183系気動車が運行されています。
キハ183系は運転席が2階にあり、一階は展望室となっています。
「いさぶろう・しんぺい」は、肥薩線の熊本駅・人吉駅と吉松駅間を結ぶ普通列車です。
普通列車となっていますが、キハ140形・キハ47形気動車でありながら、内装及び外装がリニューアルされ、JR九州の中でも人気の車両です。
車内には展望スペースもあり、休日や行楽シーズンは混雑します。
今回は熊本県の鉄道と使用車両の歴史を紹介しました。
熊本県は福岡県と鹿児島県の真ん中にあり、九州を南北に移動する際の重要な県です。
九州新幹線によって南北の移動は新幹線が主流となりましたが、九州横断路線や肥薩線はローカル線らしいJRの風景もあり楽しいです。
皆さんも熊本県へ鉄道の旅へ行ってみてはどうでしょうか。