2021.12.16
(更新日:2022年2月16日)
鉄道本舗では鉄道模型・鉄道部品を月間2000点以上を買取り・販売をおこなう実績があります。
京都に出張買取りの営業所は無く鉄道買取りに精通した買取専門担当者が全国に出張買取りへ伺うサービスを実施しております。
京都は本社のある蒲郡から約3時間ほどで到着ができます。3時間と聞くと長いように感じますが毎週のように東京や大阪へ出張買取りに伺っていると少し近いなと思ってしまいます。
京都エリアもよく出張買取りのご依頼を頂く地域で鉄道模型や鉄道部品の買取りをさせて頂いております。地域柄関西圏の私鉄などを多く買取りさせて頂く印象があります。
鉄道といえば世界一の規模を誇る東京、環状線のある大阪といった都市を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、実は京都も鉄道の聖地と言えるような歴史を持っている地域です。
京都は昔から交通の要塞として重要視されてきました。
1877年に京都駅が開業、1895年に日本初の電気鉄道として京都市電の前身である京都電気鉄道が路面電車の運行を開始するなど、国内でも京都は鉄道の先進地だったのです。
また京都駅前には日本のNゲージ界の二大巨頭の一つであるKATO京都駅店が出店しております。
京都駅店限定品なども用意され実車も模型も楽しめる街です。
そして1876年に京都機関庫が作られた梅小路。かつてここは蒸気機関車の重要拠点でもありました。今ではここに京都鉄道博物館という新しい名所が建っています。京都鉄道博物館はSL機関区特有の扇型車庫、転車台に加え多数のSLが保存されています。
元々は蒸気機関車の動態保存を目的とした日本初の施設だったのですが、2016年のリニューアル後はSL以外にも様々な車両を見ることができます。
たとえば日本最大の旅客用SLでシロクニの愛称で親しまれたC62形。
1903年に日本で初めて量産されたSLで、国の重要文化財にも指定されている230形蒸気機関車
時速300キロメートルの営業運転を世界で初めて実現し、現在も運行が続いている500系新幹線。
他にも夢の超特急と呼ばれた新幹線0系など、主に戦後の復興期から高度成長期の鉄道を支えた車両が展示されています。
京都鉄道博物館には線路点検の仕事を体験できるコーナーや、車両や鉄道施設の仕組みを理解するための体験型展示が盛り沢山です。
電車が好きという方は一度行ってみるときっと楽しめるかと思います。
そう、京都といえばやはり観光ですよね。特に秋の紅葉なんて風情があって良いのではないでしょうか。
嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車なら、ディーゼル機関車で嵐山の紅葉を楽しむことができます。こちらは日本初の観光専用鉄道となっており、鉄道好きな方が観光をするならぴったりのおすすめスポットです。
観光シーズンには当日券が午前中で完売してしまうなど、人気の高さが伺えます。また冬は紅葉狩りは楽しめませんが、車内にダルマストーブを設置してストーブ列車として運行されています。
あえてオフシーズンに乗車して、のんびり保津峡の景色を眺めるのも良いかもしれません。
また京都の観光列車といえば京都丹後鉄道もおすすめです。こちらの宮舞線は日本三景である天橋立の最寄り駅となっており、観光にもってこいの路線となっています。
京都丹後鉄道には丹後あかまつ号・丹後あおまつ号・丹後くろまつ号といった車両があり、こちらはデザイナーの水戸岡鋭治さんが手がけたリニューアル車両となっています。ビビットでハッとするような美しい車両です。
実は松つながりでおそ松さんファンの間でも人気があるんだとか。他にも京都丹後鉄道はけいおん!やAIRといったアニメの聖地にもなっており、意外とアニメファンとの親和性も高いのかもしれません。
ただ京都丹後鉄道は日本の第三セクター鉄道の中でも一番赤字額が大きいとされているので、興味のある方は応援する意味でもぜひ一度訪れていただけたらなと思います。