2021.12.19
(更新日:2022年2月16日)
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目次
四国の中でも唯一『電車』が走っていないのが徳島県。中心の徳島駅から南北西へ進む県内の鉄道網ですが、各路線によって特徴が違っています。
この記事では徳島県の鉄道の歴史と特急の移り変わりをみていきましょう。
徳島県で最初の鉄道は1899年鴨島駅と佐古駅から徳島駅の区間となっています。四国の鉄道は地方から県庁所在地へ向かって開業することが多かったのですが、徳島県では中心地の徳島駅周辺から開通しています。
徳島から吉野川に沿って西へむか徳島線と高松へ向かう高徳線がまずは建設されます。
徳島線は1914年とJR四国の路線では早い時期に前線が完成。また、高松へ行く高徳線も1935年に全線が開業し、他県との移動もスムーズになります。
1913年に徳島駅と小松島駅へ開通した牟岐線。計画では徳島県から南下して室戸岬を通り高知県の後免を目指して建設を始めました。
しかし、1973年の牟岐駅と海部駅の開業を最後に、現在でも繋がっていません。
最初の工事から60年近くかかり、海部駅まで開業した牟岐線ですが、少子高齢化により2020年JR四国は阿波海南駅 と海部駅の間を廃業届を国土交通省へ提出。
現在は代行バスを運行し、高知県の後免まで行く路線の計画は夢に終わりました。
徳島県では電化区間がなく、全てが気動車となっています。
また、徳島県の特徴としては山間部やカーブが多いJR四国にしては全体的に線形がいいのが特徴です。
しかしながら、徳島県自体それほど大きくなく、始発から終点までが特急でも90分程度と比較的短いため、高速化されず、運行されています。
高松駅と徳島駅を結ぶ特急うずしおは気動車でありながら、130キロ運転を実施して、四国でも速達度が高い特急となっています。
しかしながら、高松ー徳島駅間の移動を目的とするのではなく、中間の駅と高松・徳島駅を利用する乗客も多く、停車駅が多めに設定。
現在では2600系と2700系が主流となっていますが、一部の列車はキハ185系で運行しています。
徳島県では電化されていないこともあり、四国内では古めの車両が県内を走っています。
キハ185系気動車は徳島線の特急「剣山」を始め、「むろと」・「うずしお」で使用されていて、四国では唯一の運行となっています。
また、キハ40系、キハ47系も現役で運行されている徳島県。国鉄型の車両が走っている県として、今でも多くの鉄道ファンにも人気があります。
また、徳島県内ではトロッコ列車や四国まんなか千年ものがたり、アンパンマン列車といった観光列車も多く走っています。
徳島県の鉄道と特急の歴史を紹介しました。徳島県は他県では運行を終了した古い車両が多く運行されているのも特徴です。
また、観光列車も豊富にあるのも特徴の一つです。国鉄時の車両も残り少なく、運行されているうちに乗りたいものですね。