2023.01.19
(更新日:2023年1月19日)
昨日、神奈川県県内にお住まいのお客様より
『鉄道時刻表が30冊ほどあり、他にも鉄道関係の本やその他の本がたくさんあって一度出張買取として査定に来て欲しい』
と言うご依頼があり、ちょうど横浜市内で出張買取をしていたので翌日に出張買取に伺わせて頂きました。
私自身が元々古本屋さん出身なので、鉄道以外の古書も査定も対応できますので。本がたくさんあると言うご依頼はとてもワクワクします!
ご自宅には1970年代から1980年代の国鉄末期の時刻表などが60冊以上あり、その他にも鉄道関係のパズルなど色々な古書などを買取をさせて頂きました。
感動したのは鉄道パズルでして被写体として選ばれた車両に歴史を感じます。
両車両とも1960年代の新幹線開通前の日本の鉄道史を代表する花形の車です。
やはり出張買取の醍醐味は現場にお伺いさせて頂ける事で、思わぬお品物をお客様から追加で買取のご依頼があると。とても楽しいです。
今回、買取させて頂いたメイン商品は時刻表になるのですが国鉄時代の時刻表と言うことで現在では使う事ができません。
では、なぜ使用でき無い時刻表に価値が付くかと言うと当時の資料として楽しむ事ができるからです。
現在では廃止されてしまった列車の時刻を探ったり、妄想で目的地への行き方をシュミレートしたりと時刻表一冊あれば1日中楽しめると言う方もいます。
また今は無き新幹線食堂車の運営会社(帝国ホテル・都ホテル・日本食堂・ビュフェとうきょう)の情報記載があり、そう言う時刻以外のコンテンツを見て楽しむと言う遊び方もあるのです。
ちなみに、当時。新幹線食堂車運営会社に合わせて乗車する新幹線を選ぶと言う楽しみ方もあったみたいです。
スマホが無い時代の情報収集は紙媒体を頼りに情報収集をしおり、その時代を懐かしむ事が出来るのも過去の時刻表の良さでもあります。
マニアックな時刻表として社団法人 鉄道貨物協会の「貨物時刻表」も忘れてはいけません。
こちらは事業者向けに発行された貨物列車の時刻表であり発行部数もかなり限られておりましたが、買い支えていたのは熱狂的な貨物列車マニアだったとか。
今でこそ、貨物時刻表もネット販売や大型書店などで手に入れられますが、当時は事業者向けの媒体だった為、大変苦労して入手していたのでは無いかと思います。
こう言った手に入りにくい珍しい鉄道資料や鉄道古書こそが今となって高値で取引されたりしています。
鉄道本舗では、国鉄時代の時刻表や貨物時刻表を積極的に買取をしておりますでお気軽にご相談下さい!