2024.05.02
(更新日:2024年5月1日)
遺品整理は、故人の思い出を大切にしながら行う重要な作業です。その中で、遺族が買取可能な遺品を見極め、適切に処分することは、後々の手続きや生活に大きな影響を与えます。
この記事では、買取できる遺品の一般的な例や高価買取のコツ、遺品整理をよりスムーズに進めるためのアドバイスを提供。また、査定が難しいとされる鉄道グッズの買取のポイントについてもお伝えします。
目次
遺品整理は、故人が残したものを相続するか否かを、遺族などと話し合いながら行う作業です。この作業の主な目的は、誰が何を相続するか(または廃棄するか)を決定することです。
故人の遺言書に基づいて残された遺品は、その遺志に基づいて相続されます。しかし、それ以外の遺品については、通常、遺族や友人などと協議の上で相続するか廃棄するかを決定します。
したがって、ほとんどの遺品は売却することが可能です。現代では、専門業者に遺品整理や買取サービスを依頼するケースも増えています。
では、以下からは遺品整理の中で買取できる遺品について、具体例をあげながらご説明します。さらに、買取時に査定額を上げるポイントもあわせてご紹介します。
市場では金や銀、プラチナなどの貴金属が1g当たりの相場で取引されており、その価値が決まっています。
貴金属は、故人が生前に身に着けていなくても遺品整理で見つかることが多く、一番高価に買取できる遺品として扱われます。
しかし、遺品としてアクセサリーやジュエリーなどを相続しても、デザインやサイズが合わないことも。そのような場合は、特別な形見でなければ売却することを検討しても良いでしょう。
なお、買取の際は、箱や袋、ケースなどがあれば査定額が上がることがありますので、なくさないように保管しておくことが重要です。
国内外のハイブランド品は、数十年前の商品でも状態が良ければ高価な買取が期待できます。ブランド品の価値は状態と比例するため、遺品整理時にはできる限り傷つけないように扱い保管する必要があります。
一般的に、鞄や財布、アクセサリーなどの人気が高い商品は、買取査定が高い傾向にあります。しかし、服や靴などは状態が悪くなっていることが多く、また需要が少ないものも多いため、買取査定が厳しくなる傾向にあります。
遺品のブランド品を高く売るためには、箱や袋を揃え、商品が傷んでいる場合は専門業者に補修を依頼するなどして、状態をできるだけ良くすることが買取査定のUPにつながります。
車の買取金額は、車種や年式、走行距離によって大きく異なります。一般的に、国産車の人気機種や外車などは比較的高価に買取される傾向があります。
車の市場価値はこれらの要因によって決まるため、ネットや専門誌である程度の買取金額を知ることが可能です。
また、内外装の傷や劣化が少ない方が高価買取につながるため、買取査定の際には洗車や清掃を行っておくことをおすすめします。
家具や家電は、捨てるとリサイクル料や廃棄料がかかるため、売却する方が損をしない可能性が高い物であると言えます。
特に、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電は廃棄処理に費用がかかるため、高額で買取されなくても引き取ってもらう方が得策です。
一方、デザイナーズ家具や和ダンスなどの人気や市場ニーズのある家具は、状態によっては高価で買取されることがあります。
骨董品や美術品は、経年劣化などによって状態が変化しやすいため、その価値を知らずに廃棄したり譲渡したりするケースが少なくありません。また、これらの品物は保管箱や作者の説明書などにも価値があることがあります。
そのため、骨董品や美術品を扱う専門業者に買取査定を行ってもらうことをおすすめします。またその際には、複数の取扱い業者に相見積もりをとり、適切な市場価値を見出す必要があります。
切手、コイン、トレーディングカード、ヴィンテージのおもちゃなどは、高価で買取してもらえる可能性が高い品目です。希少価値が高いほど買取査定額が上がる傾向があるので、ネットや専門誌でその品目の価値を調査し、専門業者に買取を相談すると良いでしょう。
特に、記念品や限定品、販売終了品(レア品)などは、コレクター間で人気が高いため買取査定が上がることがあります。また、買取査定の際には、箱やケース、記念品・限定品の証明書などがあれば、高額査定の可能性が高まります。
故人が着用していた着物は、形見として相続・保存しておく方や、古布として売る方もいますが、素材や仕立てによっては価値が高いものが存在します。
着物の価値は素人判断が難しく、見た目だけでは判断がつかないことがあります。一見ただの古い着物に見えても、実は希少価値が非常に高い場合もあるため、専門業者に査定してもらうことが重要です。
また、着物は箪笥の中で虫に食われてしまっていることもあるため、相続した場合は湿気や防虫に留意して適切な保管を行うようにしましょう。
これまでは、高く買取してもらえる遺品の具体例についてご紹介しましたが、ここでは共通事項として遺品整理において、高く買取してもらうコツについてご説明します。
まずは、専門業者に見積査定を依頼することが重要です。ネットや専門誌で市場価値を調べることもできますが、貴金属や骨董品、美術品、着物などは素人では価値や判断ポイントに気付きにくいことがあるため、専門業者に相談し、その価値を確認してもらうことが必要です。
また、1社だけではなく複数の業者に見積もりを依頼し、平均値を出しておくことで商品の価値を把握できるようになります。
遺品そのものの状態については、汚れや傷がなく、新品に近い方が買取査定は高くなります。
また、箱や説明書、証明書などが揃っていると、その商品を売りに出した時に買い手は購買しやすいため、出来る限り商品に関する状態を新品に近づけることが買取査定UPにつながります。
遺品整理の際、故人が亡くなった直後は適切な判断ができない可能性が高いと言えます。
不安定な精神状態のまま業者と対峙すると、適正ではない買取金額を受け入れたり、本当は価値があるのにないような説明をされ、納得して取引してしまうケースも少なくありません。
また、店頭買取の場合はクーリングオフが出来ない場合もあるため、時間が許す限りは慎重に遺品を査定してもらえる業者を探すことが重要です。
ここまでは、一般的な遺品整理品について買取できるかどうかをご説明しました。
次は、遺品整理での鉄道グッズの買取とそのポイントについてまとめます。
まずは、鉄道グッズの価値が分かる業者に依頼することが最も重要です。
鉄道模型など、型番のある商品はネットで検索すればその価値や販売価格がわかるため、素人でも一定の調査が可能です。しかし、鉄道部品や鉄道資料などは真贋鑑定が必要であり、年代や希少性によって価値が大きく変わることがあります。そのため、専門知識がないと正確な査定が難しく、価値をつけることが困難です。
そのため、鉄道の分野に精通した専門業者に相談することで、より信頼性の高い査定を受けることができるようになるでしょう。
一旦見積査定を行い、双方合意の下で買取をしてしまうと、その商品は同じ価値で取り戻すことはできませんし、市場に商品が出てしまうと二度と取り戻すことができない可能性もあります。
よって、目先の価値や商品の価値だけで判断せず、それが持つ思い出などについて十分に考慮して買取を検討することをおすすめします。
弊社、鉄道本舗では、買取だけではなく、形見としての価値のご相談も行っておりますので、お気軽にご相談ください。
基本的にはほとんどの鉄道グッズの買取や査定は可能ですが、中には買取ができない鉄道グッズもあります。
鉄道本舗では、一時買取停止中商品をWEB上で周知させていただいております。
【一時買取停止中商品】 ・月刊販売される雑誌類(鉄道ファン、鉄道ダイヤ情報、鉄道ジャーナル、RMモデルズ、鉄道模型趣味、旅と鉄道、Rail Magazine、デアゴスティーニの鉄道データファイル)※月刊誌は人気が無いから売れないのではなく、人気があり過ぎて多く出回っているために中古での価値が付きにくい。 ・1987年以降の時刻表 ・デアゴスティーニの鉄道データファイル ・無料配布の冊子やチラシ ・制服・記念切符 |
鉄道グッズの遺品の買取や査定は基本的になんでも可能ですが、上記のような商品については買取ができない場合もあります。遺品整理の際には、買取停止中の商品に注意しながら、買取可能な鉄道グッズを査定してもらうことが大切です。
今回は、遺品整理において買取できる一般的な遺品について、具体例をあげながら売り方のコツとともにご説明しました。
また、その中の鉄道グッズについての買取についても、高価買取のポイントなどについて知っていただけたのではないでしょうか。
鉄道本舗では、鉄道グッズ専門店ならではの高価買取で、「丁寧な査定」「親切なサービス」をモットーに、お客様に満足していただけるように買取サービスの対応をさせていただきます。
社長の石川自らが広告塔となり、自身の趣味である鉄道好きが高じて始めた事業であるため、社長の鉄道への愛情が満載の企業です。
また、「これって売れる?」と現地で相談しながらの買取ができるため、お客様との間に安心感と信頼関係が芽生えるのも弊社の魅力の一つ。多くのお客様に定評をいただいております。
<鉄道本舗の特徴>
鉄道本舗では、買取時に鉄道トークを交えつつ楽しく「売るもの・残すもの」が決められます。お客様が大切にしてきたものだからこそ、一緒に慎重に考えていきましょう。
そして、大切な鉄道グッズを真心を込めて親切丁寧に高価買取させていただきます。どんなお問い合わせでも、ぜひお気軽にご相談ください!