2022.06.01
(更新日:2022年6月6日)
鉄道本舗では宮城県での宅配買取・出張買取もさせて頂いております。お気軽にお問い合わせください。
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目次
宮城県に関する買取実績
宮城県内には、かつて10を超える路線が走っていましたが、2007(平成19)年3月に「くりでん」の愛称で親しまれてきた「くりはら田園鉄道線」の廃止によって、私鉄が消滅してしまいました。
「仙台鉄道(仙台軌道)」は、仙台市のあった「通町駅」と古川市(現在の大崎市)の「西古川駅」を結んでいた軽便鉄道です。
最初の開業は、1922(大正11)年で通町駅から七北田村の八乙女駅の間です。
軽便鉄道としては長い44㎞弱の路線を持ち、「軽便っこ」の愛称で親しまれましたが、1960(昭和35)年に全線が廃止となっています。
「仙北鉄道」は、栗原郡瀬峰町(現在の栗原市)の「瀬峰駅」と登米郡登米町(現在の登米市)の「登米駅」を結ぶ登米線、「瀬峰駅」と栗原郡築館町(現在の栗原市)の「築館駅」を結ぶ築館線の2つの路線を持つ軽便鉄道でした。
登米線が開業したのは1921(大正10)年、築館線は1923(大正12)年です。1968(昭和43)年に全線廃止されています。
「宮城電気鉄道(宮電)」は、1925(大正14)年に仙台駅から西塩釜駅の区間を開業、1928年(昭和3年)に石巻駅までの全線が開通した私鉄です。
第二次世界大戦中の1944年(昭和19)年に国有化されて仙石線となりました。
当時の仙台駅は、東北本線との交差のため地下駅として建設され、仙台駅に至る数百メートルの区間は日本で最初の地下鉄道です。
「秋保電気鉄道」は、1914年(大正3)年に長町ー秋保温泉間で馬車軌道「秋保石材軌道」として開業しました。
1925年(大正14年)に電化を完了し「秋保電気軌道」、1944年(昭和19)年には「秋保電気鉄道」と改称されました。
その後、仙南交通自動車と合併して「仙南交通秋保線」となりましたが、1961(昭和36)に廃止されています。
「くりはら田園鉄道KD95形気動車」は、栗原電鉄の電化廃止により、1994(平成6)年に製造された気動車です。
富士重工製の軽快気動車をベースにしており、正面中央の屋根の上にカンテラ風の前照灯がついているのが特徴です。
くりはら田園鉄道の廃線後は、若柳駅跡で2両が動態保存されています。
「国鉄C58形蒸気機関車」は、1938年(昭和13)年から1947年(昭和22)年にかけて製造された蒸気機関車で、愛称は「シゴハチ」です。
岩手県の一ノ関駅と宮城県の気仙沼駅を結ぶ「大船渡線」や山形県の新庄駅と宮城県の小牛田駅を結ぶ「陸羽東線」、仙台駅から山形県の羽前千歳駅を結ぶ「仙山線」などで使用されていました。
現在は、宮城県内の森郷児童遊園や北上公園、城山公園、西古川児童遊園などで静態保存されています。
「国鉄C11形蒸気機関車」は、1932年(昭和7)年から1947年(昭和22)年までに381両製造された蒸気機関車です。
美里町の素山公園には「C11 367」が静態展示されています。
この車両は、小牛田機関区に所属して、主に石巻線を走ったものです。
製造されたのは1946(昭和21)年、資材と工数を節約した戦時設計形で、除煙板が木製、砂箱と蒸気ドームキセは角形になっています。
いかがでしたか?
現在もたくさんの車両が活躍している宮城県。
これからも宮城県の鉄道車両から目が離せません!
青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県からの買取のご依頼、お待ちしております!
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