日本国内には、多くの鉄道模型メーカーが存在します。
TOMIXのように大手メーカーが新たなブランドを立ち上げるケースもあれば、マイクロエースのように下請け業者が自社製品を製造し始める事例もあります。
マイクロエースも、下請け業者が作り出した鉄道模型ブランドです。
この記事では、マイクロエースの歴史や製品の魅力とともに、コレクションを手放すときに少しでも高く売るためのコツを解説します。
【マイクロエース】とは
マイクロエースは、創業から60年近い歴史を持つプラモデルメーカーです。
一度は鉄道模型市場を撤退したものの、再び参入して一定のファンを獲得したという特徴的なストーリーをもっています。
マイクロエースの強みは流行へのアンテナが鋭く、フットワークも軽いため、ブームに対してタイムリーな製品展開を得意としていることです。
たとえばキャラクターモデルやオリジナルモデルの新規開発を積極的に行い、他社が販売不振に陥っていた中でも客受けの良い新商品を発売することで生き残ってきました。
鉄道模型に関しては、かつて完売したモデルの再販をほとんどしないスタンスが有名でした。
しかし近年は、再販するモデルも登場しつつあります。
かつてプレミアム価格で取引されていた頃に比べると、初心者でも手頃な価格で人気商品を購入できる環境と言えます。
企画・販売を日本で行う一方で設計・製造を中国のメーカーに委託している点も、多くの日本メーカーとの違いです。
マイクロエースの歴史
ここでは、大まかにマイクロエースの歴史について解説します。
■1963年
マイクロエースの創業へつながる工場が、東京都板橋区仲宿で創業しました。
当時は自社ブランドの開発ではなく、下請けとしてプラスチックインジェクション成型業をおもに行う業者でした。
■1966年
株式会社へ改組し、社名を『株式会社有井製作所』と定めます。
当時、子どもたちを中心に需要が高まっていたプラモデルの製造を中心とした、従来の下請けとは異なる事業展開に舵を切ります。
■1980年以降
本格的に鉄道模型市場への参入を遂げた年です。
鉄道模型メーカー『しなのマイクロ(※現在は倒産)』を傘下に加えたことを機に、Nゲージ鉄道模型市場へ参入することとなりました。
しかし思うような業績につながらず、一度事業の撤退を余儀なくされます。
■1996年
撤退していたNゲージ鉄道模型市場へ、再度参入します。
企画・設計を国内で続けつつ、生産は海外へ委託するスタイルをとりました。
中国生産のNゲージ鉄道模型を展開するようになり、徐々に鉄道ファンの間での知名度を上げていきます。
■2004年
子会社『株式会社マイクロエース』を新設し、鉄道模型の事業を移管します。
過去に傘下へ取り入れた『しなのマイクロ』と、自社の『有井(ありい)製作所』の頭文字Aを組み合わせて、新社名『マイクロエース』が誕生しました。
マイクロエースの製品の魅力
マイクロエースの製品は、同じ車両でも年代ごとに異なるタイプを同時発売することが最大の魅力です。
同時に『登場時タイプ』『改造後タイプ』『晩年期タイプ』の3つが発売するので、コレクター心をくすぐられます。
全タイプを購入したい層はもちろん、特定の年代のデザインが好きなファンも、自分が愛する時期の車両のみを手に入れられるメリットがあります。
製品ラインナップ自体も豊富なので、「とにかく集めたい!」「シリーズ・地域ごとに並べて眺めたい」というコレクターにも人気です。
海外製造のメリットとして、国内製造よりもコストを抑えられる分、充実したラインナップにつながっていることがあげられます。
他社では手に入らない車種も、マイクロエースなら発売されている可能性があります。
鉄道模型の生命線とも言えるポイントのひとつが、細部のデザインのクオリティです。
マイクロエースの製品は海外製造という事情もあり、以前はクオリティ面の稚拙さを指摘する声がありました。
しかし現在は、一定の評価を得るまでに成長しています。
マイクロエースの買取実績
豊富なラインナップを有するマイクロエースは、幅広いファンを抱えているメーカーのひとつです。
鉄道本舗でも、これまで多くのマイクロエースの製品を買い取ってきました。
下記は、実際に鉄道本舗での買取が成立したマイクロエースの製品の事例(一部)です。
| 買取実績 | ジャンル | 買取価格 |
| 非公開: 買取価格:3,000円 マイクロエース A-2183 小田急5000形 4両セット | Nゲージ | 3,000円 |
| 非公開: 買取価格:2,500円 マイクロエース A-0119 小田急2600形 復活塗装 6両セット | Nゲージ | 2,500円 |
| 《出張買取》Nゲージ TOMIX / マイクロエース / MODEMO / ポポンデッタ などの鉄道模型 | Nゲージ | 989,160円 |
| 《出張買取》Nゲージ KATO TOMIX MICROACE MODEMO GREENMAX などの鉄道模型 | Nゲージ | 3,014,480円 |
| 《出張買取》Nゲージ マイクロエース グリーンマックス などの鉄道模型 多数 | Nゲージ | 208,900円 |
最近は再販されるモデルも増えつつありますが、買取査定額は必ずしも”古いもののほうが高い”あるいは”再販モデルのほうが高い”とどちらかに偏ることはありません。
買取査定時は実物の状態に加えて、リアルタイムで需要の増減を考慮して判断します。
「古いものだから買い取ってもらえないかも」「再販モデルだから安くなるかも」と諦めずに、まずは買取査定をお試しください。
マイクロエースの製品を高く売るためのポイント
マイクロエースの製品を手放したいときは、鉄道模型の買取を専門的に行っている業者がおすすめです。
鉄道模型に詳しくない業者へ買取査定を依頼すると、需要の変化を考慮しない値段となるおそれがあります。
少しでも高い値段での買取を希望するなら、業者選びに加えて保管方法や依頼方法に注意することも大切です。
ここでは、マイクロエースの製品を高く売るために知っておきたいポイントを3つ解説します。
正しい保管方法で劣化対策をしよう
鉄道模型を将来的に手放すことを考えているなら、購入後は適切な方法で保管しましょう。
鉄道模型や鉄道グッズには、素材やジャンルごとに適切な保管方法・環境があります。
誤った方法で保管すると、製品の劣化が進んで買取査定額の下落につながりかねません。
せっかくの人気商品を少しでも高い値段で売るためには、保管中の劣化を極力防ぐことが大切です。
劣化スピードを抑えるためのポイントは、下記のとおりです。
- 虫害・獣害を避ける
- 雨漏りや湿気を避ける
- 直射日光が当たらない場所に置く
- ホコリが付かないように対策する
- できる限り改造しない
風通しが悪く虫や獣が好みそうな環境で保存すると、糞尿や死骸がコレクションに付着するおそれがあります。
雨漏りや湿気のある場所はカビの原因になったり、製品のパッケージに水染みができる原因となります。
直射日光も、紫外線による劣化・退色を招くため、コレクションを飾るときは棚の位置に注意しましょう。
カバーつきの棚に飾るか、柔らかい布でこまめに掃除するなどして、ホコリ対策も行います。
飾らずに保管する場合は、通気性の良いケースや布でパッケージを保護すると劣化対策になります。
マイクロエース製品は、改造目的で購入するファンも多いでしょう。
売却するときは、改造後の状態のまま買取査定へ出すのはおすすめしません。
できる限り交換したパーツは元の状態に戻して、発売時の状態に近付けたほうが、買取査定額の下落を最小限に抑えられます。
保管時の破損を防ぐために布などの緩衝材を自力で取り付けている場合も、買取査定に出すときは取り除いて、購入時のパッケージに収納するのがおすすめです。
郵送する場合は破損対策をしよう
宅配買取を利用する方や、自分で店舗へ直接持ち込みする方は、運んでいるときの破損対策も必要です。
鉄道模型は繊細なパーツが多いため、郵送時に大切なコレクションが破損することがあります。
郵送時の破損も、買取査定額の下落を招く原因のひとつです。
買取査定額の下落を防ぐために、きちんと製品ごとに適切な保護を行いましょう。
破損を防ぐポイントは、下記のとおりです。
- 製品の箱に収納する
- 重いもの・繊細なものは個別包装する
- 郵送時に動かないように固定する
- 水濡れ対策をしておく
鉄道模型は細かい部品も多いため、購入時の箱に収納することをおすすめします。
製品のみを買取査定に出すよりも壊れにくくなるうえ、箱や説明書などの付属品を揃えたほうが、価格の下落対策にもなります。
ヘッドマークなど重い鉄道グッズや、プラスチック製の繊細なコレクションもまとめて買取査定に出すときは、壊れやすいものは個別に包装しましょう。
重いものはダンボールの一番下に入れるか、個別に緩衝材で包んでひとつの荷物として送ったほうが、ほかのコレクションを破損させる心配がありません。
細かいものが箱の中で動かないように、新聞紙やプチプチを詰めて固定することも大切です。
郵送時の水濡れで箱が劣化しないように、水濡れ対策もしておくと安心です。
買取不可品は査定に出さない
買取業者は、それぞれ独自に買取不可品を設定しています。
公式サイトなどであらかじめアナウンスされている買取不可品は、送らないようにしましょう。
買取不可品は、おもに需要の変動や在庫過多によって値段がつきにくいものと、状態が著しく悪いものです。
買取不可品を送っても、値段はつきません。
場合によっては送料お客様負担での返送となったり、買取作業の遅延の原因となったりするおそれがあります。
手元に入るお金を少しでも多くしたい方や、スムーズに現金化したい方は、買取不可品を避けて梱包しましょう。
買取不可品は業者ごとに異なり、需要の変化によっても変わることがあります。
スムーズに現金化するためには、買取査定を出すときに毎回確認することをおすすめします。
鉄道本舗が現在『買取不可品』として設定しているアイテムは、下記のページでご確認いただけます。
>>「買取できないもの」
【マイクロエース】の買取は鉄道本舗にお任せ
マイクロエースは再販品も増えつつあり、鉄道模型に詳しい業者でなければ需要に合った値段付けは困難です。
大切なコレクションを需要の変化に合わせた適正価格で手放したいなら、鉄道本舗にお任せください。
鉄道本舗は、自らイベントへ参加するほど鉄道を愛するオーナーが経営しております。
お預かりしたコレクションを、需要の変化も考慮してひとつひとつ丁寧に査定しますので、安心してお任せいただけます。
「遠方でお店まで持ち込めない」「大量にあるから自力では送れない」とお悩みのお客様のために、宅配買取や出張買取も対応しておりますので、一度ご相談ください。
需要の高まっているタイミングで売れば、思わぬ値段がつくことがあります。
まずはぜひ、鉄道本舗の買取査定をお試しください。











