日本の鉄道模型業界には、小売店や下請け業者が自社製品の開発に取り組んで人気メーカーへ成長したケースが複数あります。
宮沢模型も、もともとは他社製造の模型を取り扱う卸売業者でした。
この記事では、宮沢模型ブランドの鉄道模型について触れつつ、コレクションを少しでも高く売るためのコツを解説します。
【宮沢模型】とは
宮沢模型は、総合模型卸売業をメインとする会社です。
国内メーカーのみならず輸入模型も取り扱っているため、日本国内では鉄道模型メーカーというよりも商社的な立ち位置と言えます。
鉄道模型のほか、キャラクターフィギュアやミニカー、トイガン、ラジコンなど幅広いラインナップで、総合模型卸売業の名のとおり、模型分野に強い会社です。
プラモデル用品や工作素材も多く取り扱っているため、これから模型に挑戦する方は、宮沢模型経由ですべて揃えられます。
東京本社に加えて、埼玉に2拠点、札幌に1拠点の事業所があります。
事業所にはそれぞれ店舗機能も併設されているので、直接商品を見て購入したい方におすすめです。
注意点は、事業所ごとに取り扱い商品のジャンル数に違いがあることです。
買いたいものがある程度決まっている方は、来社する前に公式サイトで目当ての商品ジャンルがあるか確認しておきましょう。
宮沢模型は、上記のとおり事業としては卸売業をメインとしているものの、創業してから早期のうちに鉄道模型の開発へ着手しています。
そのため鉄道模型におけるブランドや、メーカーとしての歴史も十分に長いと言えます。
宮沢模型の歴史
ここでは、宮沢模型がどのように発展してきたのか、大まかな歴史を解説します。
■1947年
9月23日に創業しました。
当初は模型用小型モーターの製造販売を行っていたものの、やがて鉄道模型の製造も手掛けるようになります。
■1949年
西武百貨店池袋店をはじめ、多くの関東の主要百貨店と取引を開始します。
各店舗でホビーコーナーを展開し、鉄道模型のみならず幅広いプラモデル商品の普及に取り組みました。
■1954年
モーターボート模型を自社製造し、アメリカに輸出しました。
■1959年~1968年
業界初の鉄筋5階建てビルを新築したり、本社ビルのほかに第2ビルを新築したりと、事業所・営業所の拡大を行った年です。
■1969年
西友との取引開始を皮切りに、主要スーパーマーケットとも次々と取引をするようになります。
実物に触れる機会を提供し、幅広い層が手軽に購入できる環境を整えたことで、プラモデル商品の普及に貢献しました。
■1971年
ヨーロッパの大型木製帆船キットを輸入し、日本国内での販売を始めました。
■1973年~1976年
宮沢模型京都店と宮沢模型札幌店を開設しました。
■1978年
1978年に西ドイツ鉄道模型メーカー『フライッシュマン』の、1981年には西ドイツ鉄道模型メーカー『トリックス』の日本総代理店となっています。
国内の鉄道模型ファンが、海外製のアイテムを購入しやすくなりました。
■1984年
宮沢模型越谷流通センターを開設し、ますます事業を拡大していきます。
■1992年
札幌店を移転し、新装開店しました。
■1996年
柳橋東京卸商センター内に柳橋営業所を開設しました。
■2003年~2018年
墨田区横網の新社屋に本社を移転した、区切りの年です。
2008年には札幌店を、2018年には越谷流通センターもそれぞれ新社屋に移転しました。
宮沢模型の製品の魅力
宮沢模型の鉄道模型の特徴は、トミーテックやエンドウなど他社と協力して企画・製造した商品を多く販売していることです。
自社オリジナルと銘打っている商品も、製造そのものは他社に委託していることがあります。
他社と協力しているメリットは、大手メーカーに依頼しているので、クオリティが高いものが手に入ることです。
かつては自社製造を行っていたものの、近年は総合模型卸売業として他社に製造を依頼するケースが多くなりました。
宮沢模型のブランドは残しつつ、他社製造でクオリティの高い鉄道模型を販売しています。
小売店で取り扱っている商品の中には『宮沢流通限定』とされるモデルがあります。
宮沢流通限定とは、小売店が宮沢模型に直接依頼しなければ仕入れできない、宮沢模型のみが卸売りしている別注商品のこと(他メーカー商品)です。
基本的には、申し込めばどの小売店でも仕入れできるとされています。
ただし、ある程度の量・金額を前提としている取引なので、実質的には大手小売店でなければ仕入れが困難な商品です。
そのため、宮沢流通限定はある程度のプレミアム感があります。
お気に入りのメーカーがあるなら、宮沢模型ブランドや流通限定で販売されているアイテムのラインナップもチェックしたいところです。
宮沢模型の新情報は、毎年、春と秋に開催されているミヤザワ春の(秋の)商売繁盛応援セール、通称『宮沢模型展示会』の時期に各メディアや小売店経由で得られます。
イベント自体は業界関係者向けなので、一般人は入場できません。
後日、取材記事やレポートが多く各メディアで掲載されるので、一般人も新商品や流行について知ることができます。
イベントでの展示内容は、キャラクター商品やプラモデルカーの割合が多い傾向です。
年度によっては鉄道模型関係の情報が出ることもあるので、新情報をチェックしたい方は春と秋のイベントレポートを探してみましょう。
宮沢模型の買取実績
宮沢模型ブランドの鉄道模型は、鉄道本舗でも買取査定を受け付けております。
状態が良いもの、需要の高いものは高価買取も期待できます。
下記は、鉄道本舗が実際に買い取った宮沢模型の事例の一部です。
| 買取実績 | ジャンル | 買取価格 |
| 買取価格:5,000円 宮沢模型 ED16 完成 電気機関車 MIYAZAWA MOKEI | HOゲージ | 5,000円 |
| 買取価格:5,000円 宮沢模型 D50 門鉄デフ 生地キット MIYAZAWA MOKEI | HOゲージ | 5,000円 |
| 《出張買取》HOゲージ 宮沢模型 特急サザン 南海電気鉄道 10000系 などの鉄道模型多数 | HOゲージ | 240,100円 |
| 買取価格:4,800円 HOゲージ 宮沢模型 D50 門鉄デフ 生地キット MIYAZAWA MOKEI 鉄道模型 | HOゲージ | 4,800円 |
宮沢模型で製造したもののほか、エンドウなど他社に製造委託されたものも買取しております。
改造品などはジャンク品扱いとなるものの、買取できる場合もありますので、一度ご相談ください。
宮沢模型の製品を高く売るコツ
宮沢模型のほかにも、他社と協力して鉄道模型を製作・販売するメーカーはあります。
他社から同じモデルが発売している場合も多く、必ずしも特定のメーカーが製造したり企画したりしたからといって高額買取になるとは限りません。
鉄道模型を買取に出すときは、需要の高さのみならず査定価格を下落させないための対策が必要です。
ここでは、宮沢模型の鉄道模型を少しでも高く売るために知っておきたい、3つのコツを解説します。
鉄道模型に適した保管方法を選ぼう
コレクションアイテムを高く売るためには、購入当時の状態からできる限り劣化を抑えることが大切です。
劣化を防ぐために、鉄道模型の素材や形に適した方法・環境で保管しましょう。
鉄道模型の劣化のスピードを最小限に抑えるポイントは、下記のとおりです。
- 直射日光を避ける
- 風通しの良い場所に保管する
- 獣害や虫害にも対策する
- 使わないときは箱から出さない
人気モデルでも、製品の保管状態が悪いと査定価格が大幅に下落しかねません。
本体・箱(パッケージ)の日焼けや退色を防ぐために、直射日光の当たらない場所に保管しましょう。
湿気でカビが生えたり箱が脆くなったりすることがあるため、風通しが良く水気のない場所を選ぶことも大切です。
害獣や害虫の糞尿、死骸による汚損、かじられることによる破損にも対策が必要です。
コレクターの中には、お気に入りの車両をいつでも眺められるように裸の状態で飾りたいと考える方も多いのではないでしょうか。
将来的に売却を考えているなら、走らせて遊ぶとき以外はできる限り購入時の箱に入れて保管することをおすすめします。
裸の状態で飾っておくと、ホコリや害獣・害虫由来の汚れがついたり、ちょっとした不注意で落して破損させたりするおそれがあります。
移動時は破損に注意しよう
鉄道模型の破損は、買取業者の店舗まで運ぶときにも起こり得ます。
宅配買取を利用するときのみならず、自力で店舗へ直接持ち込みするときも、移動中の破損に注意しましょう。
郵送中や移動中に新しくできた破損や傷も、買取査定の前にできたものは減額対象となります。
破損を防ぐためには、下記の対策がおすすめです。
- 製品の箱に収納して売る
- 重いものは分けておく
- 動かないように固定する
- 水濡れ対策も行う
購入時の箱がのこっている場合は、箱に収納した状態で売ることをおすすめします。
特に完成品の場合、専用の箱は細かいディテールを考慮した形状となっているため、収納するだけで破損しやすい部分をしっかりと保護できます。
ほかの鉄道グッズやゲージの異なる鉄道模型をまとめて売却したいときは、重いものやサイズが大幅に異なるものは、分けて梱包しましょう。
移動時にアイテム同士が干渉して、破損や箱の凹み・傷の原因となるおそれがあります。
ダンボールに収納した後は、隙間部分に緩衝材を詰めて動かないように固定すれば、移動時の干渉リスクを軽減できます。
宅配買取に出す場合や、天候が不安定な時期に店舗へ持ち込むときは、ビニールなどで水濡れ対策しておくことも大切です。
業者ごとの買取不可品に注意しよう
買取査定に出すときは、業者ごとの買取不可品をあらかじめ確認しておきましょう。
買取不可品とは、需要や在庫の変動によって値段がつけられないものや、著しい破損・汚損によって買い取れないもののことです。
大まかに「破損・汚損が激しいもの」と表記している場合もあれば、特定のアイテムを指定している場合もあります。
買取不可品を買取査定に出しても、十分な値段はつきません。
業者によっては処分料を請求されるおそれもあるため、買取査定に出すアイテムには買取不可品を含めないようにしましょう。
鉄道本舗では、買取不可品をお送りいただいた場合、送料お客様負担による返送または処分を選んでいただきます。
買取不可品に該当するもので「もし値段がつくなら売りたいが、思い出もあるので売れないなら手元に残しておきたい」というコレクションがある場合は、送らないことをおすすめします。
買取作業の遅延の原因にもなるので、スムーズに現金化したい方は特に買取不可品に注意しましょう。
買取査定を利用するときは、必ず毎回公式サイトのアナウンスを確認することが大切です。
鉄道本舗の現時点における買取不可品は、下記のページでご確認いただけます。
>>「買取できないもの」
【宮沢模型】の買取は鉄道本舗にお任せ
宮沢模型は、大手メーカーと協力して製造した鉄道模型も多いため、高クオリティで人気のモデルも多く存在します。
人気モデルを手放すなら、需要の変化も考慮した査定ができる鉄道本舗にお任せください。
鉄道本舗は、大の鉄道ファンであるオーナーが運営する、専門の買取業者です。
- リピーターが多く実績が豊富
- 鉄道模型やグッズを幅広く買取可能(一部商品を除く)
- 改造品も買取可能(状態による)
多くの実績で培ったノウハウのもと、鉄道ファン目線で買取査定するため、「古いから」「発売した直後だから」と安易な値付けをされる心配がありません。
丁寧な査定は鉄道ファンの方々から高い信頼感を得ており、リピート利用の実績も豊富です。
鉄道模型のほか、実車アイテムやイベント記念品など鉄道グッズも幅広く買い取っております。
一部商品は対象外となるものの、意外なアイテムが売れることもありますので、ぜひ一度ご相談ください。
たとえば、キットなど改造や組み立てが一般的な製品の場合、基本的にはジャンク品扱いとなるものの、クオリティによっては値段がつく場合があります。
「完成品も改造品もまとめて売りたい」「家族の遺品だからよくわからないが、売りたい」という方も、お気軽に鉄道本舗の買取査定をご利用ください。










