HOナローなどの鉄道模型は、しかるべき業者に買取へ出せば、思わぬ値がつくことがあります。
買取時の査定額を少しでも高くするためには、ほかにも複数のポイントを押さえておくことが大切です。
この記事では、HOナローを買取に出すときのポイントについて、実際の買取実績とともに解説します。
HOナローの特徴
HOナローは、HOゲージと同じ縮尺1/87を基準に作成された鉄道模型です。ただし、HOゲージと比べると軌間が狭くなっており、実際の狭軌鉄道の雰囲気を再現できる魅力があります。
日本国内では、森林鉄道や炭鉱鉄道をモチーフにしたジオラマ制作でHOナローを取り入れるユーザーが多いのが特徴です。一般的な車両とは異なる世界観を楽しめるマニアックな点が、コアなファンを集めています。
HOゲージと比べると、レイアウトスペースがコンパクトになるのも親しみやすいポイントです。
HOゲージとの違い
HOナローはHOゲージと名前がよく似ており、初心者に混同されることがあります。HOナローもHOゲージと同じスケール(1/87)が採用されているものの、線路幅は異なります。
HOゲージの軌間は16.5mmであるのに対して、HOナローで採用されているのは若干狭い9mmや10.5mmです。
ほかには、生産量の違いもあげられます。HOゲージは日本で主流なNゲージと同じく多くのメーカーが豊富なバリエーションを展開しています。一方のHOナローは製造メーカー自体が少なく、販売数も限られているため、HOゲージに比べると市場に出回る中古品の数はわずかです。
森林鉄道や炭鉱鉄道などのマニアックな世界観を楽しみたい方や、ほかとは被りにくいモデルを楽しみたい方には、HOナローがおすすめです。
HOナローの人気が高い理由
HOナローがコアなファンを多く獲得している理由は、狭軌鉄道の情景再現をコンパクトなレイアウトで楽しめることです。リアリティの高い山間部や炭鉱を製作して走行させる楽しみがあります。
ある程度レベルアップしたら、車両のカスタマイズにも挑戦できます。
希少性が高い分、コレクションとしての需要も高まっています。たとえば未組立キットや専用部品は、チャンスを逃すと二度と手に入らないかもしれません。コア層を中心に高い需要があり、モノによっては完成品以上の値がつく場合があります。
HOナローの買取相場
HOナローは前述のとおり、製造メーカーが少なく生産数も多くないため、高い買取金額が期待できる鉄道模型です。モデルや状態、リアルタイムでの需要といった好条件が重なれば、査定額アップも見込めます。
鉄道本舗でも、HOナローの買取実績は複数あります。希少性の高いもの、セット品のまとめ売りなどは高額査定につながるため、手放すことを検討している方は専門知識の豊富な鉄道本舗にお任せください。
HOナローの買取実績
希少なHOナローは、状態やモデルによっては高い査定額が期待できます。セットで売ると思わぬ臨時収入となる場合があるので、手放すことを検討している方には買取をおすすめします。
下記は、鉄道本舗で実際にご契約が成立したHOナローの買取実績です。
| 買取実績 | おもなメーカー | 買取価格 |
| 買取価格:7,500円 HOナロー 津川洋行 立山砂防 乗工社 コッペル ROCO トロッコ 鉄道模型 箱無し まとめ | 津川洋行 | 7,500円 |
| 《宅配買取》HOナロー 乗工社 丸瀬布 21号 などの鉄道模型 | KATO、TOMIX、マイクロエース、ワールド工芸、乗工社、メルクリン (Marklin)フライシュマン (Fleischmann) | 98,850円 |
| 《持込買取》HOナロー 乗工社 コッペル などの鉄道模型 多数 | モデルワーゲン、オレンジカンパニー、モデル8、乗工社、珊瑚模型 | 450,000円 |
| 買取価格:10,000円 HOナロー 乗工社 SHAY Class A 13-2 JOE WORKS 鉄道模型 | 乗工社 | 10,000円 |
| 買取価格:8,000円 HOナロー HO762 1/87 9㎜ 井笠1号コッペル IMON | IMON (イモン) | 8,000円 |
多少の傷や汚れがあっても、査定で値がつく可能性はあります。コアなファンが多いHOナローだからこそ、高い需要が見込めるモデルも多くあげられます。
「状態がちょっと悪いかもしれない」と不安なものも、一度お問い合わせください。
HOナローを買取査定に出すときのポイント
HOナローの査定額を少しでもアップさせたいなら、高く買い取ってもらうためのコツを理解しておくことが大切です。同じモデルでも、買取に出すときの状態やタイミングによっては査定額が変動する場合があります。
ここでは、HOナローを買取査定に出すときのポイントを解説します。
査定額をアップさせるコツ
査定額をアップさせるコツは、買取に出すときの状態を少しでも良くしておくことです。同じHOナローの希少なモデルでも、状態の良し悪しで査定額に差が出る場合があります。
査定額を左右するおもな要素は、下記のとおりです。
- 汚れがひどい
- 破損がひどい
- 部品が交換されている
など
汚れがひどいものは、買取後にクリーニング作業などの工程が増える分、査定価格が下がりやすい傾向にあります。ホコリやちょっとした汚れなど自力で掃除できる部分は、買取査定に出す前に柔らかい布などで優しく拭って綺麗にしておきましょう。
無理に薬品や洗剤で落とそうとすると、塗装まで剥がすおそれがあります。できる範囲のみ掃除する程度で十分です。
HOナローの小型車両は、こまかいパーツの破損・欠品にも注意が必要です。ただし欠品していても値がつくこともあり、必ずしも売却を諦める必要はありません。
部品の交換も、価値が下がる要因となります。買取に出す前に、交換した部分は元の状態に戻しておくのがおすすめです。購入時の箱や付属品も査定の対象となるため、残っているなら本体と一緒に買取業者へ出しましょう。
汚れや破損、部品交換のほか、売るタイミングによっては価格変動が起こることがあります。たとえば在庫過多だったり人気が増減していたりと、タイミングが悪ければ思うような値段で売れません。
モデルごとの旬(需要が高まっているとき)を見極めて売るのも、査定額アップのコツです。HOナローの場合、メーカーの廃業や型番の絶版があればコレクター需要が高まる分、査定額アップが期待できます。
上記のほか、鉄道模型の査定額をアップさせる詳しい方法については、下記の記事で解説しています。
>>「鉄道模型の買取価格を高くするためのコツと鉄道本舗の特長とは」
買取不可となる状態に注意
人気のモデルでも、状態が著しく悪いものや特定のアイテムは、鉄道本舗でも買取不可となっています。
たとえば鉄道雑誌や1987年以降の時刻表、プラレールの車両以外のグッズなど、あらかじめ買取不可として紹介しているものもあります。買取査定をご依頼いただく前にご確認ください。
買取不可とされているものをお送りいただいた場合、鉄道本舗では着払いで返送しております。送料がかかり、お客様の負担となります。
多少の破損や汚れ程度なら、買取対象です。虫や動物の糞尿、毛などがこびりついた不衛生なもの、真っ二つに折れて原型を留めていないものは、買取が困難なため、査定依頼品から外すことをおすすめします。
買取可能な状態かどうか判断がつきにくいアイテムは、一度お送りください。希少なHOナローなら、思わぬ値がつくかもしれません。
万が一、査定の結果買取できないと判断されたときは、お客様のご希望に沿って着払いで返送または当社で処分対応となります。
鉄道本舗があらかじめ買取不可としているアイテムについては、下記のページでご確認いただけます。
>>「買取できないもの」
HOナローなど希少な鉄道模型の買取は鉄道本舗にお任せ
HOナローは、森林鉄道などで材木を運んでいた際のチェーンなど、細部にわたって拘って作られた車両が多いのも魅力です。超精密に作られた細部までこだわりがあるモデルほど、査定額アップにつながります。
希少性の高いHOナローをはじめ、鉄道模型や鉄道グッズは上記のような専門知識をもった業者でなければ気付かない価値をもっています。買取に出すなら、専門知識も実績も豊富な鉄道本舗にお任せください。
鉄道本舗が多くのコレクターの方々から選ばれる理由は、下記のとおりです。
- 鉄道に詳しいオーナーが経営しているので安心
- ひとつひとつの価値を理解した買取を実現
- 鉄道模型以外にも鉄道関連のグッズを幅広く受付
- さまざまな買取方法に対応
鉄道本舗は、鉄道に詳しいオーナーをはじめとした専門知識が豊富なスタッフによって買取を行っております。HOナローのように希少性が重視されるアイテムも、安心してお任せいただけます。
鉄道模型のほか、鉄道部品やグッズ類、書籍など(一部商品を除く)も買取しておりますので、まとめて手放したい方はぜひご連絡ください。
遠方で持込買取が困難な方も、宅配買取・出張買取で気軽にご利用いただけます。宅配買取なら、着払いで箱に詰めるだけです。
コレクターご本人はもちろん、遺品整理などでご家族の鉄道模型やグッズ類を手放したい方も、鉄道本舗にお任せください。ひとつひとつの価値を理解した査定額を提示いたします。










